「初めて見た」 “超レアな植物の実”のビビッドな姿に156万回表示の反響 「エイリアンの卵」「実はならないものかと」（1/2 ページ）

通常は地下茎で繁殖するので結実は珍しいそうです。

[五月アメボシ，ねとらぼ]

　超レアなミョウガの実の写真がX（Twitter）に投稿され、156万回以上の表示、2万8000件を超える“いいね”が寄せられています。

なかなか見られないミョウガの実

　写真を投稿したのは、Xユーザーの星（富田）昇（@hoshitomita）さん。星さんは、福島県天栄村湯本地区の自然を調べ、守り、活かすことで、持続可能な地域づくりに貢献することを目的とした一般社団法人「湯本森・里研究所」の代表理事を務めています。

　「恥ずかしながらミョウガの実を初めて見た」と投稿したのは、可食部の花穂の間から飛び出している真っ赤な実の写真です。

この真っ赤なものは……？

　薬味でおなじみのミョウガは種子ができにくく、通常は地下茎で繁殖するので、こうした実を見ることはとてもまれなのだそうです（参考：新潟市立総合教育センター）。

赤い部分は割れた果実、黒いものが種子で、白い部分は種子の皮

「実はならないものかと」

　とてもレアなミョウガの実に、投稿には「ミョウガに花が咲くのはよく見掛けますが､実がなるのは初めて知りました！」「実はならないものかと思っていました」「ウチの裏手にも生えていますが初めて見ますね」など驚きの声が多く寄せられています。

　また、同じくミョウガの実を見たことがあるという人からは、「初見はこれ驚きますよね……　田舎に行ったとき庭の隅に生えてて『エイリアンの卵があった!!』って親に報告しちゃいましたわ」との声もみられます。

画像提供：星（富田）昇（@hoshitomita）さん