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「異世界感が凄い」 写ルンですのレンズをデジタルカメラに装着→街中を撮影してみると…… 幻想的な映像に「夢の中の風景」(1/3 ページ)

“何か”が違う不思議な映像。

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 富士フイルム「写ルンです」のレンズ越しに撮影した“幻想的な日常風景の動画”が、X(Twitter)に投稿されました。このポストは記事執筆時点で、1万3000件以上のいいねを集めています。

「写ルンです」のレンズを装着

 投稿者のsai(@Imsai1212)さんが用いたカメラはフルサイズミラーレスカメラの「SIGMA fp」。マウント変換アダプターを用いて、「写ルンです」のレンズを再利用したレンズ「Utulens」を装着させています。また、映像の色彩は編集ソフト「DaVinci Resolve」で補正をかけ、よりフィルムのような質感に近づけているそうです。

「写ルンです」のレンズ越しに撮り色彩補正をかけた住宅地の映像
「写ルンです」のレンズ越しの映像
「写ルンです」のレンズ越しに撮り色彩補正をかけた植物の映像
色彩補正もかけて“フィルムの質感”に近づけている

街中を撮影してみると……

 映像は、日に照らされた街路樹や自分の足元、自動販売機の後ろに生えている大きな樹木などを捉えたもの。どれも日常でよく見掛ける光景ですが、肉眼で見たときと比べると全体的にノスタルジックな印象を受けます。

「写ルンです」のレンズ越しに撮り色彩補正をかけた植物の映像
明るい部分はふんわりとぼやけて、柔らかい印象に
「写ルンです」のレンズ越しに撮り色彩補正をかけた樹木の映像
見慣れているけれど、どこか不思議な雰囲気に

 木々の隙間から見える青空や木漏れ日などの明るい部分はふんわりと柔らかい印象で、それが映像の“非日常感”を強めています。見慣れているはずなのに、幻想的な雰囲気をまとっている光景の数々にsaiさんは「あまりにも夢の中の日常すぎる」とコメントしています。

「写ルンです」のレンズ越しに撮り色彩補正をかけた自分の足元
足元にも“非日常感”が漂っている
「写ルンです」のレンズ越しに撮り色彩補正をかけた木々の映像
幻想的な風景に仕上がった

「夢のような映像」

 撮影機材と色彩補正を組み合わせて生まれた不思議な光景には、「すごい雰囲気でてる…。被写体と空の境界があいまいでボケてるところとか確かに夢の中の風景だわ」「昭和の質感になってる」「見知らぬ『あの頃』だ」「新たに過去を作るという夢のような映像」「何でもないのにぐっとくる」「異世界感が凄いな」などの感想が寄せられました。

「写ルンです」のレンズ越しに撮り色彩補正をかけた草の映像
まるで夢の中の光景

 この他にも、saiさんは自身のX(Twitter/@Imsai1212)アカウントで、写真や映像に関する取り組みを発信しています。

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