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プロが教える「加湿器フィルターにはクエン酸が効くけど、注意しないと……」 知っておきたい“落とし穴”に「ためになります」(1/3 ページ)

最後は真水でしっかり洗おう。

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 汚れがたまって“ガビガビ”になってしまった加湿器のフィルター。その掃除方法と注意すべき点を解説する動画がInstagramに投稿されました。動画は記事執筆時点で17万1000回以上再生され「いつも ありがとうございます ためになります」などの声が寄せられています。

街の電気屋さんが教えるフィルターの洗い方

 投稿者は「栄電気」(東京都江東区)を営む沼澤栄一(@sakaedk_kameido)さん。電気機器の失敗事例や予防方法、選び方など電気に関するお役立ち情報を数多く発信しており、今回は加湿器のフィルターの洗い方を解説します。

カルキ汚れが付着した加湿器のフィルター
ガビガビになったフィルターの洗い方を紹介
加湿器のフィルター掃除ではクエン酸が有効
クエン酸が汚れを落としてくれる

カルキにはクエン酸が有効だが……?

 フィルターに付着している白い汚れの正体は、水道水由来の「カルキ」。この汚れには、クエン酸を溶かした水にフィルターをつけて洗う方法が有効です。しかし中には、フィルター洗浄のために“クエン酸入りの水を加湿器へ入れて運転させてしまう人”もいるそうです。

加湿器のフィルターをクエン酸入りの水につけて洗う
クエン酸入りの水につけて洗う
加湿器のフィルター掃除の注意事項
注意すべき点がある

 クエン酸がカルキ汚れに有効なのは酸性物質なため。電気製品にとって酸性物質は大敵であり、もしクエン酸入りの水を加湿器で噴霧してしまうと内部の機械を壊してしまう可能性があります。

フィルター掃除しようとしてクエン酸入りの水を加湿器に直接いれてしまう事例
クエン酸入りの水を加湿器に直接注いではいけない
クエン酸が原因で加湿器を壊しかねない事例
酸性の物質が機械を壊しかねない

酸性物質は真水で洗い落とすのが大事

 そのため、今回紹介した洗浄方法で注意すべき点は、「クエン酸入りの水につけた後、真水でフィルターを洗うこと」。酸性物質をしっかりと洗い落としてから加湿器にセットして使うよう呼びかけています。

クエン酸でフィルター掃除した後は真水で洗う
しっかりと真水で洗おう

 最後に、クエン酸を溶かした水を加湿器に入れて運転しないようあらためて注意を促した沼澤さん。概要欄では、「クエン酸の量は汚れの程度で違うのでいろいろ試してみてください。逆にその結果教えてくださいね」と補足しています。

それでもキレイにならない場合は……

 コメント欄には、「いつも ありがとうございます」「勉強になります!」「ありがとうございます。やってみます!」といった感謝の声とともに、「クエン酸でも白いガビガビが取れないのですが、どうすれば良いのでしょうか?」との質問も寄せられました。沼澤さんによると対処法は「クエン酸の量を増やすことと、つけておく時間を長くすること」なのだそう。フィルターは消耗品であるため、それでも落ちない場合は交換することを勧めています。

 沼澤さんはこの他にも、電気に関するさまざまなアドバイスやライフハックをInstagramアカウント(@sakaedk_kameido)で数多く公開中です。

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