「これを医者に見せないで」 鶏の丸焼きに“大さじ40杯分のバター”を入れた結果……誕生したカロリー爆弾が68万回再生の人気【海外】(1/2 ページ)
3440kcalものバター!
バターを使うアメリカ式の鶏の丸焼きレシピで、バターの量をマシマシにしてみる検証動画がYouTubeに投稿されました。胸焼けしそうなカロリー爆弾の登場が反響を呼び、68万回以上の再生、2万5000件を超えるいいねを集めています。
皮の下に棒バターをズボッ!
動画を投稿したのは、多数の肉料理を投稿しているYouTubeチャンネル「Guga Foods」です。
アメリカには、鶏の丸焼きを作るときに皮と身の間にバターを塗ってから焼く調理法があります。バターを加えるのは、肉にバターの風味が加わるととてもおいしくなるからですが、今回の動画では、バターの量をマシマシにしていくとどうなるのかを検証します。
投稿者は普段、鶏の丸焼きを作るときには胴体部分の皮と身の間に棒状のバターを2本入れ、さらに、ももの部分の皮の下にもバターの塊を入れているのだそうです。表面にはバーベキュー用のミックススパイスを擦り込みグリルで焼きます。
しかし、このやり方では大量のバターを使ってしまうのが難点。そこで、どれくらいの量が適切かを検証することにしました。
比較するのは、大さじ2杯分のバターを胸肉の皮の下に入れたものと、いつものやり方のもの(大さじ24杯分のバター)、そして胴体部分に棒状のバターを3本、もも肉に1本ずつとマシマシにしたもの(大さじ40杯分のバター)の3パターンです。
なお、バターのカロリーは大さじ1杯で86kcalなので、バター分のカロリーは順に、172kcal、2064kcal、3440kcalとなります。とんでもねえカロリー爆弾だ……!
バターと肉汁を吸収したジャガイモのお味は?
グリル中に大量のバターが流れ出すことが予想されるので、調理バットの上にくし切りにしたジャガイモを敷き詰め、そこに塩とコショウ、タイムを加えたものをチキンの下に置いておきます。
焼き上がった鶏はほとんど同じに見えますが、味はどうでしょうか? 投稿者を含む3人でそれぞれ試食します。
まず、大さじ2杯のバターを胸肉の皮の下に入れたものを食べてみます。胸肉はパサつきやすい部位ですが、カットしてみると断面は見るからにジューシー。食べるとバターの風味を感じられ、おいしいといいます。ただし、バターを入れたのは胸肉だけなので、ほかの部分はバター感がなさそうです。
次に行く前にジャガイモを食べてみると、「カロリーの高さが恐ろしい」とした上で「とても柔らかくて濃厚だ」と全員が絶賛。おいしそう!
ちょうどいいバターの量はいかに
大さじ24杯分のバターを入れたものは、カットしたものをフォークで持ち上げたときに溶けたバターがしたたり落ちます。口にしたときには3人とも「ううううううん」と味を堪能するようにうなり声を上げました。
味は、バターたっぷりだがおいしいとした上で、「私にとってはバターは多すぎないよ」「鶏肉よりもバターにお金をかければいいから誰にでも作れる」とコメントしました。
最後に大さじ40杯分のバターを入れたものを食べます。さすがにこれは、鶏肉の匂いがせずバターの匂いだけがするそうで、「おいしいけどバターが多すぎる」という意見で全員が同意しました。また、「表面のスパイスがバターで洗い流されている気がする」という意見も。表面をよく見ると、確かにスパイスがあまり残っていないようです。
最終的な判断として、大さじ24杯分のバターを入れたものが一番おいしいという結論で全員が一致しました。
「バターが多すぎる」VS「多すぎるということはない」
見ているだけで胸焼けしそうな動画に、「これはバターが多すぎると思うよ」「最後のはバターが多すぎると分かっていた」という反応が寄せられた一方、「これを試してみます」「バターは多すぎるということはありません!」という声も。また、「これこそ本物のバターチキンです!」というコメントもありました。
また、バターたっぷりの2パターンの鶏については、「これを医者に見せないでください!」「やりすぎだと静脈が教えてくれるよ(笑)」といった反応もみられます。
※画像はYouTubeチャンネル「Guga Foods」(@GugaFoods)より引用
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