プロ直伝、“市販の肉だねミートローフ”が「トライ確定」と話題 お手軽激うまレシピに「主婦にはうれしい!」「難しいイメージあったけどこれなら」(1/3 ページ)
作ってみたい!
クリスマスにぴったり! 具だくさんなミートローフの作り方を紹介した動画がYouTubeチャンネル「Grand Chef MATSUO 松尾幸造」に投稿されました。記事執筆時点で動画は7万3000回以上の再生数を突破しています。
ミートローフが食卓を華やかに
投稿したのは、フレンチ「シェ松尾」の元オーナーシェフ・松尾幸造さんです。ミートローフといえば、ドイツやスイスの代表的な家庭料理。日本では肉だねにゆで卵を詰めて焼くのが一般的となっていますが、今回は旬の食材をたっぷり巻いた、贅沢なミートローフの作り方を教えてくれました。
材料(3人前)は、市販のハンバーグだね(合い挽き) 400グラム、舞茸100グラム、エリンギ120グラム、ほうれん草200グラム(茹でて水をよく切ったもの)、にんにく1片、チーズ60グラム、オリーブオイル大さじ2、塩、胡椒を適量、ローリエ2枚。タレにはケチャップ大さじ2、醤油大さじ3、はちみつ大さじ1を使います。
作り方
まず、エリンギにラップをかけてから麺棒などでつぶし、舞茸は指で一口大にほぐします。こうすることで味がよく行きわたるそうです。にんにくも麺棒でつぶして皮を外し、ほうれん草は食べやすい大きさにカット。これで食材の準備が整いました。
続いて、中火にかけたフライパンでオリーブオイルを熱し、にんにくを加えて香りが出るまで炒めます。そこにエリンギと舞茸を加えたら塩、胡椒で下味を。香ばしい色に変わったらほうれん草を入れ、バットに移して冷ましておきます。10分ほど置くと粗熱が取れ、そのあとは冷凍庫に10分入れれば完全に冷めるそうです。
次に、大きめのボウルにハンバーグだねを入れて一度練り合わせます。その理由は、具材を巻いたときに肉がはがれにくくなるからなんだとか。ある程度練ったら、肉ダネを冷蔵庫で寝かせましょう。その間にタレを作っていきます。ケチャップ、醤油、はちみつを入れてよく混ぜれば、あっという間にタレのできあがり。
肉を巻いていく
ここでオーブンが登場。190度に設定して予熱してる間に、いよいよ肉を巻いていきます。台の上にクッキングシート(約36×33センチ)を広げ、肉だねを2センチぐらいの厚さに伸ばしていきます。このとき肉同士を密着させて均等な厚さにするため、手を使うのがポイント。伸ばしたらヘラに持ち替えて長方形にします。
その上に先ほど炒めた具材とチーズを乗せ、海苔巻きを巻くようにして丸めます。軽く抑えて空気を抜きつつ、全体の太さが同じぐらいになるようにします。綴じ目が下になるように巻き込んでください。両端から見えている具材は、お肉を寄せて隠しました。
今度はハケを使って全体にタレを塗り、ローリエを乗せます。再度クッキングシートを一周させて包み、さらにその上からアルミホイルで包みます。両サイドは軽く閉じておきましょう。
最後は天板に移し、いよいよ焼く工程に。肉だねを190度のオーブンで30分焼きます。30分経ったら一度取り出し、クッキングシートの上部を切って開きます。このときにローリエはとっておきます。
うまみがぎゅっと詰まった絶品メニュー
そしてふたたびタレを塗り、そのまま190度のオーブンで5分照り焼きにします。この工程が、うまみを増幅させるポイントなんだとか。5分後、ミートローフにはいい感じに照りが出ていて、とってもおいしそうに焼けました! カットしてみると、色あざやかなほうれん草や、トロッと溶けたチーズなどの具材がぎっしり。肉と具材の厚みが均等できれいに仕上がっています。
1口食べるだけで、いろんな食感と風味を楽しめそうですね。ハンバーグだねを使って簡単に作れるので、クリスマスにぜひ作ってみたいメニューでした。付け合わせはマッシュポテト、グリーンサラダなどがよく合うそうですよ。
コメント欄には「一流シェフの開口一番の『市販のハンバーグたね』が、なんと心強いことか」「スーパーで売ってる食材でこんな素敵なお料理が簡単にできるなんて」「ミートローフを輪切りにされる際、一緒に『お〜〜〜ッ』とハモっちゃいました」などの反響や、「グルメな夫も美味しい!! と喜んでくれました! ありがとうございました!」といった、実際に作ってみた人たちからの感想も届いていました。
ヨーロッパ各国の一流ホテルやレストランで学んだ文化と、日本でのフレンチレストランオーナーシェフとしての経験を生かし、ヨーロッパとアジアの食文化を融合したおいしい家庭料理を発信している松尾さん。大切な人においしい料理を作ってあげたい人は、松尾さんのYouTubeチャンネル「Grand Chef MATSUO 松尾幸造」、X(@grandchefmatsuo)、Instagram(grandchefmatsuo)を参考にしてみるとよさそうです。
動画提供:YouTubeチャンネル「Grand Chef MATSUO 松尾幸造」さん
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