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70万円の古民家を1人でリフォームしたら…… 見違えるようなビフォーアフターに驚きの声「色調がとてもオシャレ」「センスの良さに感心」(1/3 ページ)

すてきな家になりました。

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 70万円で購入した古民家DIYのビフォーアフターが、YouTubeで紹介されています。動画は記事執筆時点で2万9000回視聴を突破、「いろいろ勉強になります」「すごいとしか言いようがありません」といった声が寄せられています。

 投稿したのはYouTubeチャンネル「ひとりでできるマンDIY」さん。以前、お湯がもれてしまうお風呂のDIYが話題になりました(関連記事)。

 今回の動画は、そのときの古民家のDIYビフォーアフター。家賃6万5000円の家になるまでの過程をまとめています。

古民家DIYビフォーアフター

玄関

 ビフォーの玄関を入ってみると、足の踏み場もないほどのごみ屋敷。驚くような光景ですが、古民家DIYではよくあることだそうです。

古民家DIYビフォーアフター
【玄関】ビフォー

 物をどけてリフォームしてみると、玄関は意外な広さ。白でまとめた空間には、洗濯機置き場も作ることができました。玄関は増築部分で傷みが少なかったので、材料費は2万7000円で収まったそうです。

古民家DIYビフォーアフター
【玄関】アフター

風呂

 続いては、この物件のメインともいえるお風呂場。元はキッチンに隣接しており、脱衣所もありませんでしたが、全体的に交換&拡張しています。

 キッチンを撤去して設置した洗面脱衣所の材料費は4万2000円、浴室はヤフオクで購入したというお風呂を含め7万8000円でした。

古民家DIYビフォーアフター
【風呂】ビフォー
古民家DIYビフォーアフター
【風呂】ビフォー
古民家DIYビフォーアフター
【風呂】アフター
古民家DIYビフォーアフター
【風呂】アフター

LDK

 リビング部分は元は6畳2間の和室。廊下や階段スペースなどを取り込み、18帖のLDKを実現しました。デザインは木部の塗装で悩んだそうですが、外せない躯体が多かったので思い切って白を選びました。

 この物件は寒かったのでリビングに断熱工事を行った関係で予算がかかっているとのこと。しかし、キッチンを他の物件から持ってきたり、見切り材を自作するなどして17万円に収めました。

古民家DIYビフォーアフター
【LDK】ビフォー
古民家DIYビフォーアフター
【LDK】アフター

収納・トイレ

 この物件のトイレは古すぎて便槽(汚物をためる場所)がないタイプだったため、ユンボを借りてきて穴を掘り、便槽を埋めてトイレを新設するリフォームにチャレンジしました。トイレを作ったのは収納があった場所。かかった費用は13万円です。

 元のトイレがあった場所は天井が低かったので、パントリーとしてリフォームしました(費用は1万9000円)。

古民家DIYビフォーアフター
【収納・トイレ】ビフォー
古民家DIYビフォーアフター
【収納・トイレ】ビフォー
古民家DIYビフォーアフター
【収納・トイレ】アフター
古民家DIYビフォーアフター
【収納・トイレ】アフター

2階

 2階に上がってみると、なんだか荒れ模様です。実はこの古民家は前のオーナーさんがリフォーム途中で諦めてしまった物件とのこと。1部屋目は12畳、2部屋目は10畳となかなかの広さです。

古民家DIYビフォーアフター
【2階・12畳】ビフォー
古民家DIYビフォーアフター
【2階・10畳】ビフォー

 増築のときに作ったのか、階段がもう1カ所。降りてみると最初に入った玄関につながっています。階段は塗装を行い、階段まわりは壁紙を貼り替え。階段と2階の廊下にかかった費用は1万3000円でした。

古民家DIYビフォーアフター
【階段・廊下】ビフォー
古民家DIYビフォーアフター
【階段・廊下】アフター

 10畳の和室は予算の都合で洋室化せず、クッションフロアを貼るというパワープレイ。窓が大きくとても明るい部屋になりました(費用は2万7000円)。

古民家DIYビフォーアフター
【2階・10畳】アフター

 古い階段があった場所は、階段を撤去し、2部屋をつなぐウォークスルークローゼットに大改造。費用は1万9000円でした。

 12畳の和室は入り口がなかったので土壁を解体して作成しました。この物件は全体的に建具が余りがちだったのですが、廃棄にもお金がかかるので、ドアノブや蝶番を取り付けて新しい建具にリフォームして使っているとのこと。こちらは部屋が広いので、費用は3万6000円ほどかかりました。

古民家DIYビフォーアフター
【2階・12畳】アフター

外構

 この物件は外構も怪しい箇所がいっぱい。購入した時点で雨漏りはありませんでしたが、リフォーム途中で雨漏りが起きてしまいました。空き家期間が長く、木も生え放題だったので伐採作業も行いました。

古民家DIYビフォーアフター
【外構・屋根まわり】ビフォー
古民家DIYビフォーアフター
【外構・伐採作業】ビフォー

 ベランダにはタケトップという簡易防水塗料を塗り、現状雨漏りはないものの怪しかった屋上にも同じ塗装をしました(費用は4万5000円)。

古民家DIYビフォーアフター
【外構・屋根まわり】ビフォー

 外壁のトタンは錆がきていたため、錆転換剤や錆止めが含まれている外壁塗料で塗装しました。通常外壁を塗る場合は足場を組まないと塗れないことが多いのですが、この物件は周りに家がなかったので脚立を伸ばしたりローラーを伸ばしたりして足場なしで塗装することができました。費用は驚きの1万1000円。ナス紺色がすてきです。

古民家DIYビフォーアフター
【外構・外壁塗装】ビフォー
古民家DIYビフォーアフター
【外構】アフター

 この物件の修繕にかかった材料費は計65万円とのこと。購入費用70万円、人件費240万円(かかった日数80日×ひとりでできるマンDIYさんの目標日当3万円)と合わせると375万円の物件ということになります。

 動画のコメント欄には「ずーっと見てたけどめっちゃ楽しかったな」「内装の白とグレーの色調がとてもオシャレ」「素人DIYとは思えないクオリティーの高さセンスの良さに感心しています」といった声が。「もともとを知ってても、すてきすぎて住みたいレベル。あと、住んだ後もひとりさんなので安心できる」という書き込みもありました。

 DIYの情報はX(Twitter)(@HitoriDiy)でも発信中。別の日のYouTube投稿では、最初に訪れたときの様子やトイレ工事、外壁塗装の過程などを見ることができます。

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