扉から伸びた水道管…… 無人の神社ならではの防犯対策が世知辛い 「物騒な世の中だから」「なげかわしい話」（1/2 ページ）

悲しいけれども仕方ない……。

[沓澤真二，ねとらぼ]

　ある神社の賽銭（さいせん）箱が、X（Twitter）で約10万4000件のいいねを集めるほど話題に。「物騒な世の中だから」「なげかわしい話」などと反響を呼んでいます。

メダルゲームみたいな賽銭箱

　投稿者は、全国各地の寺社や伝承を巡って旅をしているXユーザー・幣束（@goshuinchou）さん。九州地方を旅行していたときにお参りした無人の神社で、少し変わった賽銭箱を見つけました。

一般的な賽銭箱（出典：PIXTA）

お賽銭がパイプを伝って入る賽銭箱（画像提供：@goshuinchouさん）

　賽銭箱の前のガラス戸は閉ざされ、戸の穴にはお賽銭を賽銭箱まで届けるためのパイプが設置されていました。

　無人ということもあり、賽銭泥棒に対する防御策として考えられたものと推測されますが、なんとも世知辛い光景ですね……。

「ピタゴラ賽銭箱」と笑い呼ぶも……

　Xでは「もっとピタゴラ装置風にしたら楽しくて賽銭増えるのでは？」「ジャックポット狙えたりして」などといった声が寄せられていたほか、「物騒な世の中だから」「なげかわしい話ですが仕方ない」と防犯対策を練らなければならない世情をなげく声も寄せられています。

画像提供：幣束（@goshuinchou）さん