造形師がサンタフィギュアを作った結果…… そうはならんやろすぎる“凶悪デザイン”に「素晴らしい創造性とスキル」【海外】(1/2 ページ)
このサンタは家に来てほしくない。
クリスマスらしさ皆無の“凶悪すぎるサンタ”のフィギュアを自作する動画が、公開3日で22万回以上再生されるほど話題になっています。こんなサンタは嫌だ……でもかっこいい!
ブレゼントの代わりに持つものは……
話題になっているのは、粘土を使ったフィギュア制作動画を多数発表しているイギリスのYouTubeチャンネル「North of the Border」(@NorthoftheBorder)の投稿。「ナイフを持ったゴブリンを大砲から発射するサンタ」というぶっ飛んだ作品の制作過程を公開しました。
まずは、狂ったような笑顔を浮かべるサンタの頭部を作ります。スパチュラを巧みに操り、小さいながらも生き生きとした顔つきを彫刻。同様にゴブリンの頭も複数作り、オーブンで焼成して固めました。
続いてはアルミホイルを巻き付けたワイヤを骨組みとして、サンタの下半身を作成。体の下の方から順に、靴や赤いズボン、ベルトを形作っていきます。下半身が完成したら、恰幅の良い上半身の再現へ。服部分の粘土をナイロンブラシで軽くこすり、ウールのようなふわふわの質感を表現するなど、細部にもこだわります。
さらにゴブリンたちの胴体や大砲、プレゼント袋などといった小道具を作りつつ、都度オーブンで焼成。大砲の爆発は、LEDの上に綿を貼り付けることで再現しました。仕上げに全体に絵の具を塗って色味を調整し、サンタやゴブリンたちの表情を描き込んだのち、雪が積もったような土台にフィギュアを固定すれば完成です!
ゴブリンを従えた“恐怖のサンタ”が完成!
出来上がったのは、プレゼントを届ける気ゼロといったたたずまいのアバンギャルドすぎるサンタのフィギュア。大砲から発射されているゴブリンのほかにも、凶暴そうなゴブリンたちを何体も引き連れています。子どもたちに夢と希望を与えるどころか、トラウマを植え付けてしまいそうなほどのクオリティーです。悪い子のおうちにはこのサンタが来ちゃうかも……!?
「クリスマスにほしい」「とても気に入りました」と称賛
奇抜ながら熟練した技術を感じさせるフィギュア作りに、コメント欄には「素晴らしい創造性とスキルです」「まさにこれがクリスマスにほしい」「とても気に入りました」「大砲の爆発の表現がすごい」「あなたは自分の作品に細かいところまで愛情を注ぎ込んでいて、とても才能があります」など、称賛の声が多数寄せられました。
North of the BorderのYouTubeチャンネルでは、ほかにもいろいろなゲームやアニメのキャラクターをモチーフにした個性的なフィギュアの制作動画が投稿されています。
画像はNorth of the BorderのYouTubeより引用
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