世界最速を目指して作られたRCカーの動画が、YouTubeで「素晴らしいプロジェクト」「とても興味深い」などと反響を呼んでいます。こんな速度が出せるのかよ……!
時速400キロの世界に挑む
動画を投稿したのは、海外YouTubeチャンネル「Luke Maximo Bell」。南アフリカでドローンやGoProを使った映像作品などを投稿しています。
世界最速の座を目指して、最初に取り掛かるのはマシン作り……ではなく、マシンを走らせる場所の選定でした。
検討を重ねて選んだコースは、使われなくなってしばらく経った飛行場。スピードを出すためには長い直線コースが必要となるので、滑走路という広大な土地は最高のロケーションと言えるでしょう。
ただし、長く使われていなかったために路面の状態が劣化しているところが気になります。
いよいよRCカーの制作に取り掛かりると、まずは3DCGソフトを使って、車体のデザイン案を作ります。空気抵抗やダウンフォースなど、さまざまなシミュレーションを行いながら、最終的には新幹線のような、細長いデザインに仕上がりました。
実際に走らせてみたら……!
完成したデータから3Dプリンタなどで外装を作成します。搭載するバッテリーの調整やタイヤホイールも作り、すべてのパーツを組み上げると、世界最速に挑む準備が整いました。
飛行場にマシンを持ち込んでテストしてみると、時速80キロほどで足回りが破損してしまいました。
失敗にくじけることなく、改良を加えて再び走らせてみると、なんと時速200キロを突破!
その直後、マシンは宙に浮いてしまい、派手に吹っ飛んでしまいました。
YouTubeのコメント欄には「素晴らしいプロジェクト」「とても興味深い」「タイヤとホイールももっと細くする必要があると思います」などといった反響が寄せられています。
今回のチャレンジを終えて、世界最速を諦めるつもりはないようで、再挑戦のために問題点を洗い出しているそうです。さらなる改良を経て、夢を実現する日が来ることを祈っています。
画像はYouTubeチャンネル「Luke Maximo Bell」より引用
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- テスラ・サイバートラックのRCカーを魔改造してみたら…… 予想外の結果に「純正に近づける魔改造」「おもろすぎるw」
改造も簡単ではないんだなぁ……。 - 「警察24時みたい」「ネズミのガチ感」 ドリフト暴走車両をパトカーがツインドリで猛追!? ラジコンカーを使った大人の遊びが本気すぎて笑える
パトカーの再現度すごい。 - プイプイ走ってプイッと鳴く手作り「モルカー」ラジコンがまるで本物 再現度の高さに「かわいすぎて欲しい」の声
めちゃめちゃかわいい! - 光のショーを終えてぞろぞろと…… 「ドローンの帰宅風景」に23万いいねの大反響 「妖精さんみたい」
バックに打ち上がる花火がまたすてき。