道端で見つけた石をピカピカになるまで磨いたら……。驚きの動画が、222万回以上の再生数を集めています。道に“原石”が落ちてるってこと?
道で拾った原石を磨く
動画を投稿したのは、ブラジルで宝石を販売しているSy e Miguel(@SyeMiguel)さんのYouTubeチャンネル。普段は石を研磨したり、原石を見つけにいったりする様子を投稿しています。
今回磨いていくのは、道端に落ちていたオレンジ色の石。Miguelさんの親指と同じくらいのサイズで、研磨を始める前の重さは121.2カラット(約24グラム)です。婚約指輪で多いのが0.2や0.3カラットのダイヤモンドなので、比べるとかなり大きいのが分かります。
最初の研磨では余分なところを削って、長方形にしていきます。大きな宝石でよく見る形ですね。しかしこの段階ではまだまだ曇っていて、ピカピカとはいえない状態。どんな宝石に仕上がるのか、期待が高まります。
研磨したらピカピカな宝石に変わった!
粘土らしきものをつけた棒で石を固定して、次の研磨に進みます。まずは石の下の部分をカット。平面がいくつもある円すい形になるように磨いていきます。形が整ってくると、石はもうピカピカに! もしかしたらそもそも不純物も少なかったのかもしれません。
下半分が終わったので、今度は上部を磨いていきます。大きな石なので、一番上の平らな部分を広くとって周囲を削っていきます。
この宝石が道端に落ちてたなんて……
研磨作業が全て終わると、光の反射でピカピカ輝く、46.5カラットの宝石になりました! オレンジ色だった石は、向こう側まで透けて見えるほどの黄金色となり、手の中で光を反射します。この宝石が道端に落ちていた石だったとは……。
動画には「美しい!」「非の打ちどころのない仕事」「道ばたで拾った石が、どうしてこうなるんだ?」などの称賛が寄せられています。
画像はYouTubeチャンネル「Sy e Miguel」(@SyeMiguel)より引用
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