悲惨な状態で海岸に放置された子猫→救助から8カ月後…… 涙あふれるビフォーアフターに「優しい人に出会えて良かった」「胸いっぱい」(1/3 ページ)
袋に入れられたうえ、海岸に放置されていました。
ある離島の波打ち際で、ビニール袋に入れた状態で捨てられていた子猫を保護。それから8カ月後……見違えるほど立派に育った子猫の姿が、YouTubeに投稿されました。動画は記事執筆時点で54万再生され、たくさんの感謝の声が寄せられています。
波打ち際で子猫を保護してから8カ月後
動画を投稿したのは、2016年に福岡県から佐賀県に移住し、YouTubeチャンネル「ヒミツキチチャンネル」で釣りや家庭菜園、DIYの様子などを公開しているハルさんとジュンヤさんです。
以前は海岸でビニール袋に入れた状態で捨てられていた3匹の子猫を保護し、半年後の様子を紹介しました(関連記事)。今回はそれから2カ月後、保護してから8カ月経過した子猫たちの様子を見せてくれるようです。
超わんぱくに育った兄弟猫
まだへその緒がついている状態で、冷たい海の波打ち際に捨てられていた子猫たちを保護してから8カ月。2人は紆余(うよ)曲折があったこの8カ月をあっという間だったけれど、怒涛の日々だったと語ります。
猫たちは超わんぱくで、人間でいうところの“魔の2歳児”と呼ばれる時期なのかもしれないとのこと。去勢後は少し落ち着いてくるのではないかと考えているそうです。
ここ8カ月のことを振り返った後は、いよいよ海岸で保護した兄弟猫の「ニョッキ」くんと「キッキ」くん(通称:ニョッキーズ)に登場してもらいましょう。2匹とも保護されたときの姿からは想像できないほど、とっても大きく立派になっていました。
なお保護した3匹のうち長男の茶トラ「大吉」くんは保護直後に里親さんが見つかり、現在は他のおうちで暮らしています。
実はニョッキーズも里親さんが見つかっていましたが、キッキくんがてんかんの発作を起こすようになってしまい、里親さんの元に行くことが難しいと判断。2匹そろって家族の一員として迎え入れることになった、という経緯があります。
キッキくんは現在も月に1回から、多いときは10日に1回くらいてんかんの発作が起きているそうです。現在は今後についていろいろと考えていて、様子を見ているところなのだとか。
ニョッキーズの姿を見せながら彼らの背景や現状について話しつつ、前回と同じく2匹の体重を測ってみることに。保護直後の体重はニョッキくんが117グラムでキッキくんが116グラム、生後半年時点の体重は2匹とも3.3キロでしたが……?
1匹ずつ体重を測ってみるとニョッキくんは800グラム増の4.1キロ、キッキくんは600グラム増の3.9キロと、2匹ともばっちり大きくなっていたのでした。
もともと5匹の猫と暮らしていたところに想定外の出会いを経て、現在は8匹の猫と暮らすハルさんとジュンヤさん。今後は8匹の猫それぞれにとっての幸せを考えつつ、猫たちがもっと快適に暮らせるように設備を改善していきたいとのことです。
「いい人に出会えて良かったね」「保護してくださってありがとう」の声
動画には「いい人に出会えて良かったね」「保護してくださってありがとう。瀕死の状態から、元気に大きくなって良かった」「この子達の未来を幸せに変えてくれて本当にありがとうございました」といった、たくさんの感謝の声が寄せられていました。
猫たちの様子は、ハルさんとジュンヤさんのYouTubeチャンネル「ヒミツキチチャンネル」で発信中。また、サブチャンネル「釣りみにまにも」、Instagram(@tsuriminimanimo)では、釣りをメインに家庭菜園やDIYをする様子を公開しています。
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