ジブリ映画「天空の城ラピュタ」に登場した浮遊城のジオラマを制作する動画が、YouTubeで「傑作をありがとう」「天才的なアイデア」などと反響を呼んでいます。
浮遊城ラピュタを再現したジオラマ
投稿者は、韓国のジオラマアーティスト・Nauplea_Craft(@Nauplea_Craft)さん。“動くジオラマ”の制作を得意としており、今回は大好きな作品だという「天空の城ラピュタ」に登場した、空に浮かぶ城・ラピュタのジオラマ作りを披露しました。
スチレンボードを加工して、城の外壁や装飾、底部の半球、最上部にある宮殿を制作。カット用の器具を使い、形状やサイズの違うパーツを大量に生み出し、パズルのピースをはめるように精密に組み立てていきます。
まさかの仕掛け
組み立てた各部を塗装し、針金とツリーブッシュ素材で巨大樹を作ると“ジオラマそのもの”のパーツが完成しました。
ここからがNauplea_Craftさんの真骨頂で、取り出したのは“傘の骨組み”です。どうやって使うんだ……?
電子工作を駆使し、スイッチひとつで傘の骨組みが開閉し、持ち手につながる芯の部分が上昇する仕組みを構築。骨組みにパーツを取り付けて、ラピュタ城のジオラマが完成しました。
動くジオラマの真骨頂
完成したジオラマのスイッチを押すと、骨組みが開くことで外壁が崩れ、巨大樹がある本体部分は高く上昇。驚くべきことに、“バルス後のラピュタ城”の動きが再現されているのです。これはスゴい……!
名場面が脳裏に浮かぶようなギミックに、YouTubeのコメント欄では「本当にめちゃくちゃ素晴らしいです!」「傑作をありがとう」「なんて天才的なアイデアでしょう!」「あまりにも良い作品」「感動して涙が流れました」など、称賛の声が寄せられています。
画像はYouTubeチャンネル「Nauplea_Craft」より引用
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いろんな感情が湧き上がってくる独特の世界観。