ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
ニュース

「運営会社の対応の姿勢についても改善を求めていく」 STARTO社、転売問題めぐり「チケットジャム」へ異例の声明を発表(1/2 ページ)

担当弁護士は「タイプロを見て一日も早い転売撲滅の実現をより強く思った」とコメント。

PC用表示 関連情報
advertisement

 STARTO ENTERTAINMENT(STARTO社)は2月17日、チケット流通サイト「チケットジャム」の運営会社に関する対応を発表。Snow Manのコンサートチケットを転売出品していた投稿を対象に、ヤング・コミュニケーション(YC社)が東京地方裁判所へ発信者情報開示命令を求めた結果、情報が開示されたと告知しました。また、STARTO社は「チケットジャム」に対して「同運営会社の対応の姿勢についても改善を求めていく所存です」と異例の声明を発表しています。

チケジャム STARTO
声明を発表したSTARTO ENTERTAINMENT

発信者情報開示請求により、転売出品を行っていた複数の人物が明らかに

 チケット転売サイトを通じてSTARTO社の契約タレントのコンサートチケットを転売する行為に、さまざまな法的手続きを行っているSTARTO社とYC社。

 今回の発表では、2024年12月13日付で発信者情報開示命令を求める申し立てをYC社が行ったことにより、17件全ての情報が開示され、転売出品を行っていた複数の人物が明らかとなったとしています。

転売ヤーへの対応は

 STARTO社は転売を行っていた人物に対して、「当社およびYC社の連名で通知書を送付するとともに、順次、ファンクラブの退会措置を実施し、二度と転売が行われないような対策を講じております」とコメント。また「転売出品は業務妨害にも繋がる違法行為ですので、並行して法的な責任の追及も検討しております」としています。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

       | 次のページへ
ページトップに戻る