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イタリアの“生ソーセージ”を放置した56日後…… “予想外の変化”に「面白い」「熟成された」【海外】(1/2 ページ)

意外といける……のか?

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 イタリア発祥の“生ソーセージ”を56日間放置し、その変化を記録したタイムラプス動画に注目が集まっています。

“生のソーセージ”を56日間放置したら……

 投稿者はさまざまな食品を放置し時間とともに変化していく過程をタイムラプス動画で紹介している海外のYouTubeチャンネル「Temponaut Timelapse」(@Temponaut_Timelapse)。イタリア発祥の加熱していない生ソーセージ「サルシッチャ」を放置していきます。

 サルシッチャとはイタリア語で食材の腸詰めを指し、イタリア語の「塩」という意味のSale(サーレ)と「肉」という意味のCiccia(チッチャ)が語源とされています。ソーセージは加熱して燻製(くんせい)したりゆでたりしているのに対し、サルシッチャは生で食べる場合もあります。

 サルシッチャを包装から取り出したら、傷みの進行を観察しやすくするためか、表面にナイフで数か所キズをつけていきます。

56日間生ソーセージを放置
【ビフォー】包装から開封したばかりの「サルシッチャ」に、ナイフで数カ所キズをつけます

内部の水分が蒸発して若干縮んでいく「サルシッチャ」

 最初の1日で、徐々に内部から水分が蒸発。色がやや茶色く変色し、ほんの少し乾燥してきました。その後1週間程度は大きな変化が見られず、2週間ほどでほんのわずかに白カビが発生しました。

 さらに放置すると徐々に白カビの量が増えていくものの、大きな変化が現れないまま、予想を裏切って30日間が経過しました。

56日間生ソーセージを放置
30日後。表面に白カビが生え始めた「サルシッチャ」

白カビの量は増えたが……

 途中、周囲をコバエがぶんぶん飛び回るようなシーンもあったため、この後どうなるのかややハラハラしますが、原形はしっかりと留めています。

56日間生ソーセージを放置
【アフター】若干白カビが増えた程度で、それほど問題がなさそうな56日後の「サルシッチャ」

 サルシッチャはイタリアで古い歴史を誇る“保存食”。やはり製造過程でタップリと効かせた「塩」や「ハーブ」が大きな腐敗を防止したのかもしれませんね。

意外な変化に驚きの声

 原型を残したまま観察期間が終了したこの動画。コメント欄でも「カビとウジのどちらが先に引き継ぐかを見るのが大好きです」「うわー、これも素晴らしいタイムラプスですね、大好きです」「生の肉であることを考えると、ウジ虫が湧かないのは奇妙なことです。代わりにカビが生えただけでした」「実際、それは私が思っていたほどひどいものではありませんでした!」など驚きの声が寄せられていました。

 YouTubeチャンネル「Temponaut Timelapse」(@Temponaut_Timelapse)では、果物や野菜といった食品を放置して観察するタイムラプス動画が数多く紹介されています。

その他の食品を放置するタイムラプス

画像はYouTubeチャンネル「Temponaut Timelapse」(@Temponaut_Timelapse)から引用

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