プロが本気で“アンパンマンの塗り絵”をしたら…… 衝撃の仕上がりが550万再生「凄すぎて笑うしかないw」「チーズが、、、」 話題になった作者に話を聞いた（1/3 ページ）

大人だからこそ楽しめる完成作品！

[宮原れい，ねとらぼ]

　「これが大人の塗り絵です」――2024年6月にInstagramへ投稿された、イラストレーターが本気でアンパンマンの塗り絵をした動画。高クオリティーで高次元な内容が「すごい！」「いろいろおかしい（笑）」と話題になりました（関連記事）。ねとらぼの記事でも大きな反響を呼んだ同動画や普段の作品について、作者の山田めしが（@ymd.meshiga）さんに話を聞きました。

大人の本気の塗り絵

　イラストレーターで調理師でもある山田さんは主に、見ているとおなかが空くほど写実的でおいしそうな食べ物の絵を制作。以前には日清のカップ麺「どん兵衛」を、“お湯を注いで完食するまで”の様子を描くという革新的な動画が好評を博しました（関連記事）。そんな山田さんが「アンパンマンの塗り絵」に取り組んだらどうなるのでしょうか。

アンパンマンの塗り絵が……？

　空を飛んでパトロールするアンパンマンの絵では、あんぱんの上によくのっているケシの実までトッピング。加えて光と陰影の表現によって立体感が付与され、今にも飛び出してきそうな雰囲気になりました。

ケシの実も乗っているアンパンマンに

　特に衝撃的なのが2枚目の絵。アンパンマンのピンチに駆け付けたメロンパンナちゃんとめいけんチーズ、バタコさんが「新しい顔よ！」と投げる定番のシーンだったはずですが？

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　塗り終わった絵は、ハイクオリティーな塗りに驚くと同時に、複数の違和感に襲われます。新しいアンパンマンの頭がかじられていたり、バタコさんが明らかにつまみ食いしている痕跡があったり、めいけんチーズが写実的なポメラニアンに変わっていたり。確かにいたはずのメロンパンナちゃんは、すっかり消えて雲になってしまっています。

バタコさんの口の中にアンパンマンのかけらが……

　ワクワクする完成度の高さとユーモアのある塗り絵には、「すげ〜〜〜　塗り絵の域超えとる〜」「大人の塗り絵じゃない！　プロの絵描きの塗り絵！」と賛辞が寄せられました。他にも「あははっ 凄すぎて笑うしかないww」「バタコ味見してて草」「メロンパンナちゃんどこいった」などの反応も集まっています。

作者の山田めしがさんに話を聞いた

　多くの驚きや笑いとともに現在550万再生を突破した塗り絵動画を投稿した山田さんに、当時の反響や普段の作品のこだわりなどについて、ねとらぼ編集部が聞きました。

――――投稿や記事の反響への感想を教えてください

山田さん：息抜きで描いた塗り絵が、まさかこんなに反響があるとは思わなかったです。

――山田さんの作品で注目してほしいポイントがあれば教えてください

山田さん：手描きというアナログならではの、温もりや楽しさを作品を通して感じてもらえたらと思います。

――フォロワーへのメッセージがあればお願いします！

山田さん：「見てるだけで楽しい！」と思ってもらえるような作品をこれからも描き続けますので応援よろしくお願いします！

（了）

　山田めしがさんはポスターカラーで描いたさまざまな食べ物の絵をInstagramアカウント（@ymd.meshiga）やX（Twitter）アカウント（@meshieshi）、YouTubeチャンネル「山田のリアルな飯画（めしが）」で公開中。9月には個展の開催を予定しているそうです。

画像提供：山田めしが（@ymd.meshiga）さん