「Lemon」「M八七」といった名曲を生み出している、シンガーソングライターの「米津玄師」さん。2022年10月から放送中のアニメ「チェンソーマン」のオープニングテーマ「KICK BACK」を手掛けたことでも話題になっています。

　そんな米津さんは、本名での活動を本格化させる以前は「ハチ」という名義で、主にボーカロイドを用いた楽曲を発表していました。唯一無二の世界を紡ぎ出す歌詞やメロディーは、一度耳にしたら忘れられませんよね。

　そこで今回ねとらぼ調査隊では、「米津玄師の『ハチ』名義の曲で歌詞が好きなのは？」というテーマで人気投票を実施します。バラエティー豊かな“ハチ”名義の曲で、歌詞が好きな楽曲を教えてください！　今回は、ねとらぼ調査隊で2021年に行った「【米津玄師】『ハチ』名義の曲人気ランキング」から、上位に選ばれた3曲を紹介します。

マトリョシカ

　2010年に公開された「マトリョシカ」は、ボーカロイドの「初音ミク」と「GUMI」が歌唱する楽曲です。タイトルの“マトリョシカ”とは、人形が入れ子構造になっているロシアの民芸品のこと。意味深なタイトルと語感の良いフレーズや言葉で構成された印象的な歌詞、思わず口ずさみたくなるテンポの良いメロディーがシンクロして、何度も聴きたくなる中毒性があります。

ドーナツホール

　「ドーナツホール」は、2013年に投稿された楽曲。歌っているのはGUMIで、翌年にリリースされたアルバム「YANKEE」では、米津さん自らが歌唱しています。

　軽快なギターやメロディーに乗る歌詞は、聞いているうちに心に訴えかけてくるものがありますよね。心理や情景の描写も巧みに折り込まれており、まるでひとつの物語のようにも感じられます。米津さんの底知れない才能を感じさせてくれる楽曲です。

砂の惑星

　「砂の惑星」は、2017年に公開された楽曲です。初音ミクが歌唱を担当しており、イベント「マジカルミライ 2017」のテーマソングとして使用されました。既にメジャーデビューを果たしていた米津さんが、久しぶりに“ハチ”として発表したボカロ曲ということで、大きな注目を集めた楽曲です。

　「バイバイバイ」というフレーズが何度も出てくる歌詞は、退廃的な雰囲気を漂わせています。自身の曲を含めたさまざまなボカロ曲を連想させるフレーズも印象的。初音ミクのかわいらしくも少しダウナーな歌声が、その魅力を引き立たせています。

米津玄師の「ハチ」名義の曲で歌詞が好きなのは？

　米津玄師さんが「ハチ」名義で発表した曲は、ボーカロイドによる歌唱もあいまって違った魅力がありますよね。そのなかであなたが「歌詞が好き」と思う楽曲はどれですか？　選択肢の中に投票したい曲名がないときは、「その他」を選んでからコメント欄で曲名を教えてください。好きなポイントやフレーズといったコメントとともに、投票お待ちしています！

参考

• 米津玄師（Wikipedia）
• カテゴリ ハチ | 米津玄師 official site「REISSUE RECORDS」
• 【オリジナル曲PV】マトリョシカ【初音ミク・GUMI】（ニコニコ大百科）
• GUMI MV「ドーナツホール」（ニコニコ大百科）
• ハチ MV「砂の惑星 feat.初音ミク」（ニコニコ大百科）