【南海本線】乗降人員の多い駅ランキングTOP30! 1位は「難波駅」【2021年度】
大阪の難波から堺・泉南・和歌山方面への重要な交通網となっている「南海本線」。今回は大阪南部にお住まいの人にとっては欠かせない「南海本線」の全駅を対象にした「乗降人員の多い駅ランキングTOP30」をご紹介します。
ランキングの元データとなるのは、南海電鉄が毎年公表している「1日平均駅別乗降人員推移」で、2021年度を対象に作成しました。2021年は全国的にコロナ禍の影響で乗降人員数は落ち込む傾向にありましたが、ランキングの順位自体は毎年安定しています。
第2位:新今宮駅(7万5947人)
第2位は「新今宮駅」で、1日平均乗降客数は7万5947人でした。
新今宮といえば通天閣がある「新世界」や、「天王寺動物園」「あべのハルカス」があるJR天王寺駅周辺エリアへのアクセスもしやすい駅として知られています。同時に、市内有数の乗換駅のひとつとしても利用頻度が高い駅です。JR大阪環状線や関西本線と南海本線の乗り換えに利用されるため、奈良方面や和歌山方面からも多くの人がアクセスします。
関西一円への交通アクセスの便利さには国内外から注目が集まっており、駅周辺は再開発が進んでいます。今後は観光拠点としても発展すると予想されています。
第1位:難波駅(16万8849人)
第1位は大阪を代表する交通ターミナルのひとつ「難波駅」で、1日平均乗降客数は16万8849人でした。
南海難波駅は大阪のメインストリート「御堂筋」の南端にあり、全国的にも知られる繁華街「ミナミ」への玄関口です。南海線は関西国際空港と難波を直通で結んでいるため、海外からの観光客を迎え入れる拠点としても重要な役割を果たします。
1990年代前半まで1日平均乗降客数が40万人前後と、全国の駅の中でもトップレベルに入る巨大ターミナルでした。しかし、地下鉄堺筋線の延伸によって天下茶屋駅での乗り換えが可能になったことや、JR阪和線の本数増加、阪神なんば線の延伸(2009年)などの影響で、混雑はかなり緩和されています。現在は平均約25万人ほどの乗降客数があります。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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