【Yellow Magic Orchestra】「YMO」の好きな曲ランキング発表 1位は「Tong Poo」【2021年最新投票結果】

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 細野晴臣さん、高橋幸宏さん、坂本龍一さんという、3人のトップミュージシャンによって結成された“YMO”こと「イエロー・マジック・オーケストラ」。1978年に結成されて以降、「テクノ」と呼ばれる電子楽器を使った斬新で未来的な楽曲を続々と発表し多くのファンから絶大な支持を得たほか、日本はもちろん世界各国で数々のミュージシャンにも影響を与えました。

 ねとらぼ調査隊では、2020年12月18日から2021年1月17日までの期間「あなたが好きなYMOの名曲はどれ?」と題するアンケートを実施。合計6308票もの投票をいただきました。では、結果を振り返ってみましょう。

「Amazon.co.jp」より引用
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第10位:以心電信

 第10位は以心電信。得票数は195票でした。YMOとして9作目のシングル。アルバム「サーヴィス」に収録されています。

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第9位:ファイアークラッカー

 第9位はファイアークラッカー。得票数は201票でした。 マーティン・デニーのカバー曲で、リズミカルな曲調が特徴的。

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第8位:マス

 第8位はマス。得票数は209票でした。YMOとして5枚目のシングル曲で作曲は細野晴臣さん。西ドイツの映画「セカンドフェイス」に使用されています。

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第7位:キュー

 第7位はキュー。得票数は265票でした。細野晴臣さんと高橋幸宏さんが作詞作曲に参加した一曲で、4枚目のシングル曲。YMOの中でも熱心なファンからの評価が特に高いアルバム「BGM」に収録されています。

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第6位:SOLID STATE SURVIVOR

 第6位はSOLID STATE SURVIVOR(ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー)。得票数は325票でした。ポップなメロディーと軽快な8ビートが特徴的な楽曲。日本中にテクノポップブームを巻き起こし、日本レコード大賞の「ベスト・アルバム賞」を受賞した歴史的アルバム「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」の表題曲でもあります。

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第4位:千のナイフ

 同率で第4位となったのは千のナイフ。得票数は386票でした。坂本龍一さんのデビューアルバムであり、YMO版はセルフカバーにあたります。本来は冒頭に長い朗読が続く9分ほどの楽曲ですが、YMO版は5分ほどに収め比較的聞きやすいアレンジとなっています。

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第4位:テクノポリス

 同じく第4位はテクノポリス。得票数は386票でした。

 坂本龍一さんが作曲を担当し、1979年に発売された、YMOの代表曲の一つ「テクノポリス」。リズムの中に差し込まれる「TOKIO」のフレーズと、どこかから発信される信号のようにも聞こえる「T・E・C・H・N・O・P・O・L・I・S」のセリフが印象に残ります。

 テクノポリスとは先端技術によって形成された都市という意味。古いものが新しいものに急激に塗り替えられていく当時の東京(TOKIO)を思わせる、未来的ながらもどこか哀愁を誘うメロディーが特徴的です。

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第3位:Behind The Mask

 第3位はBehind The Mask(ビハインド・ザ・マスク)。得票数は585票でした。

 2枚目のアルバム「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」に収録。「ライディーン」「テクノポリス」などと並んでYMOを代表する楽曲の1つとして知られています。

 カバーも豊富な楽曲であり、マイケル・ジャクソンが傑作アルバム「スリラー」の中にこの曲を収めようとしたものの実現しなかったという逸話も。なお、この曲はマイケルの没後にリリースされたアルバム「MICHAEL」に収録され、YouTubeではMVも公開されています。

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第2位:ライディーン

 第2位ライディーン。得票数は1240票でした。

 ライディーンは1980年に発表された楽曲で、作曲を担当したのは高橋幸宏さん。「テクノポリス」などと並ぶYMOの代表曲の一つですが、雰囲気はテクノポリスとはまったく異なるアップテンポな楽曲。否応なしに盛り上がるそのメロディーはリリース当時、多くの人を魅了しました。

 1980年代に出現した、路上で踊る「竹の子族」にこよなく愛されたほか、小学校の運動会でも使われるほど日本中に浸透。サビはYMOの中でも最も有名なフレーズと言っても過言ではないでしょう。YMOをまったく知らない人にも、最初に聞くYMOの曲としておすすめできる1曲です。

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第1位:Tong Poo

 第1位はTong Poo(トンプー/東風)。得票数は1482票でした。

 曲名は映画監督・ジャン=リュック・ゴダールの作品からつけられたもの。坂本龍一さんの代表曲の1つであり、穏やかなイントロからサビへ向かって盛り上がるその曲調が、国内外を問わず多くのファンを熱狂させました。

 この曲もカバーが豊富な一曲。中でも坂本龍一さんがセルフカバーしたピアノ連弾による一曲は必聴です。

コメント欄で多かったのは……

 今回の投票では、1200件を超えるコメントが集まりました。中でも多かったのは「ABSOLUTE EGO DANCE」。この曲は細野晴臣さんによる楽曲で、沖縄音楽を思わせる指笛が印象的な一曲。

 なお、今回のアンケートで注目を集めた「ABSOLUTE EGO DANCE」「ライディーン」「テクノポリス」「ビハインド・ザ・マスク」はいずれも2作目のアルバム「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」に収録。本アルバムの人気を裏付ける結果になったといえそうです。

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