「完全に業界を壊しにきた」「エリア内の人しか得をしない」 楽天モバイルの新プランに賛否両論
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携帯キャリアサービスを提供する楽天モバイルは、3月3日15時にTwitterのライブ配信で新たな料金プランを発表しました。データ通信量が「楽天回線エリア(首都圏、名古屋、京都、大阪、神戸など)」内であれば無制限。さらに300万人を対象に、プラン料金が1年間無料となるキャンペーンも発表されました。
ネット上ではどんな声が見られたのか、調べてみました。
ネットでは賛否両論の反応
SNS分析ツールで楽天モバイルを解析した結果、ポジティブな反応が59.5%、ネガティブな反応が40.5%と割れました。
頻出した関連語では「使える」「面白い」「残念」「きつい」「2G」といったワードが目立ちました。
3月3日15時にTwitterでライブ配信が実施され話題に。ピークとなる16時には2500件を超えるツイートが投稿されました。
「2980円は安い!」「なかなかの太っ腹」ネットでのポジティブな反応
ポジティブな反応と分類されたツイートでは、「楽天回線エリア内で無制限はいいね」「楽天回線エリアのみ無制限かけ放題で2980円は安い!」「楽天モバイルが完全に業界壊しにきた」といった“楽天回線エリア内はデータ通信量が無制限”であることを喜ぶ声が多数でした。
また、“300万人を対象とした1年間無料キャンペーン”を「おもしろい」「すごい」「大盤振る舞いだ」などと称賛する意見も多数見られました。
ネガティブな反応では「月2GB」に注目が集まる
ネガティブな反応に分類されたツイートでは、パートナーエリアで利用可能なデータ通信量について触れる声が圧倒的で、「月2GB」がTwitterトレンド入りを果たすほどの注目を集めました。
「楽天回線はとても狭い。楽天回線エリアの人しか得をしない」といった、データ通信量が無制限となる楽天回線のエリア範囲を残念に思う声や、「楽天モバイルはソフトバンクの時よりひどい出だしになるんだろうな」といった厳しい声も。
また、楽天モバイルのSIMカードを利用できる製品も発表されました。これに対しネットでは「iPhoneが使えない」「iPhoneなしで生き残れるほど、日本は甘くないぞ」など、iPhoneが対象外であることを不満に思う声が寄せられました。
公式サイトにアクセスが集中し、つながりにくくなる
新プランの発表後、楽天モバイルのサイトはアクセスが集中し、つながりにくくい状態となりました。
楽天モバイルへの注目の高さが伺えるいっぽうで、「先行申し込みページにつながらないんだが……大丈夫か」と、早くも不安の色を隠せないといった声が見られました。
調査概要
調査期間 | 2020年3月3日 |
---|---|
調査対象 | |
調査件数 | 9217 件(10%サンプリング) |
調査キーワード | 楽天モバイル |
調査方法 | 対象期間のTweetを「SocialInsight」によるテキストマイニングにより分析 |
備考 | 実数に近づけるため件数を100%に補正 |
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