大みそかといえば、NHKの紅白歌合戦を見ながら年を越す、という家庭も多いのではないでしょうか。毎年出場する歌手に注目が集まりますが、同様に話題となるのが白組と紅組の司会者。司会者には、日本中で親しまれている俳優や歌手など、さまざまなジャンルで活躍する芸能人が抜擢されています。

　そこで今回は、「2010〜20年のNHK紅白歌合戦の白組司会者でよかったのは誰？」というアンケートを実施します。「この年の司会は印象に残っている」という人に、投票をお願いします！

嵐

　2010年から2014年まで、5年連続で司会を務めたのが、2020年をもって活動休止となった「嵐」。対して紅組の司会者には、松下奈緒さん、井上真央さん、堀北真希さん、綾瀬はるかさん、吉高由里子さんといった、人気も実力も抜群の女優が選ばれていました。メンバーそれぞれの個性を活かしながら、お互いを支え合うことで安定した司会を務めていましたよね。

井ノ原快彦

　2015年の第66回紅白歌合戦では、ジャニーズグループ「V6」のメンバーである井ノ原快彦さんが白組司会者を務めました。井ノ原さんは2010年から2018年までNHKの朝番組「あさイチ」のキャスターとして出演。現在ではテレビ東京の「出没！アド街ック天国」の司会を務めており、司会者としてのスキルには定評があります。話の切り込み方や的確なあいづち、話を聴く姿勢には誠実さがあふれ、紅白歌合戦でもスムーズで見事な司会力を発揮していました。

相葉雅紀

　2016年の第67回紅白歌合戦では、「嵐」のメンバー・相葉雅紀さんが単独で白組司会者を務めました。初めてのソロ司会にプレッシャーや緊張を感じていたためか、番組終了後の取材では「ポンコツ司会者でした」と自らの司会ぶりを振り返っていた相葉さん。しかしながら、同年に紅組の司会者を務めた有村架純さんは、「急な変更でも念入りに確認をしたうえでアドバイスをくれ、支えてもらった」とブログに記し、相葉さんへの感謝の言葉を綴っていました。

二宮和也

　2017年の第68回紅白歌合戦では、相葉さんに代わって二宮和也さんが司会に抜擢。二宮さんも単独での白組司会は初めてでしたが、リハーサルから抜群の安定感を見せ、本番も堂々と生放送をやり遂げました。時間が空いたらアドリブでつなぎ、異変があっても動揺せずに進行を続け、的確なツッコミで場を和ませるなど、飄々としながらも抜群の司会力を見せています。

櫻井翔

　2018年と2019年の白組司会者は、櫻井翔さんが司会を務めました。櫻井さんは日本テレビのニュース番組「news zero」に月曜キャスターとして出演するなど、司会の経験は豊富。紅組司会者の広瀬すずさんや綾瀬はるかさんとともに、安定した司会進行をこなしました。パフォーマンスに釘付けになっていた総合司会の内村光良さんに、カメラが来ていることをそっと教えるなどのフォローに回る余裕も見せていましたよね。

大泉洋

　2020年の白組司会者は、俳優の大泉洋さんが努めました 。お笑い芸人にも負けないトーク力とテンションをもつ大泉さんは、紅白の大舞台でも若干暴走ともいえる司会ぶりを見せました。しかしこれは、コロナ渦の影響で無観客放送となった紅白歌合戦をなんとか盛り上げようと意識したうえでの行動。おかげで例年どおり、紅白歌合戦を楽しめたという視聴者も多かったのではないでしょうか。

2010〜20年のNHK紅白歌合戦の白組司会者でよかったのは誰？

　紅組の司会者は人気女優が起用されることが多いですが、白組はアイドルからの抜擢が多いようです。とはいえ、数々の番組で司会を務めたり、ライブなどで行われるMCコーナーの経験があるからこそ、アナウンサーにも負けない安定力があります。今年の紅白歌合戦では、いったい誰が司会を務めるのか、楽しみですね。それでは、この10年間で思い出に残っている司会者に、投票をお願いします！

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