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テクノロジーとグルメの融合、VRやARを駆使したバーチャル体験で人生が豊かに? 【特選!Nスペ】ネクストワールド(4)

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【特選!Nスぺ】毎回骨太なテーマで楽しませてくれるNHKのドキュメンタリー番組「NHKスペシャル」。中でも特にネット上で反応が多かった回を取り上げ、当時の視聴者の感想と一緒に振り返っていく企画です。

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ネクストワールド(4)人生はどこまで楽しくなるのか

 2015年に放送され、当時から30年後の2045年の未来に向けたテクノロジーの進化を紹介する「ネクストワールド」シリーズ。第4回では、テクノロジーがさまざまな分野と融合したり、仮想現実を最大限に利用したりといった技術が登場します。では、当時の放送内容を視聴者の反応を踏まえて振り返っていきましょう。

私たちの未来 (C)NHK
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食材を化合物単位で分解して組み合わせる未来の料理

 番組冒頭で紹介されたのは、テクノロジーが多くの分野と融合して進化している様子です。その中でも、食材の味や香りを人工的な化合物として生成し、組み合わせることで、これまでにない未来の料理の世界が無限に広がる研究に注目が集まりました。また、AR(拡張現実)の技術によって、食品を実際より大きく見せて少量で満腹感を得られる研究にも触れられました。

 化合物を組み合わせた未来の料理には「錬金術だ」と感嘆する人や「宇宙食なんかには使えそう」と実用的な発想をする人がいる一方「(人工的なのは)なんか嫌」「素材の味がしないと」と否定的な人も。また、ARの技術については「我慢しないダイエットだと……?」と、ダイエット効果に言及する声や「発想の転換すぎる!」と驚愕した声が見られました。

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VR(仮想現実)がバーチャル空間と現実の距離を縮める

 進化を続けるVR(仮想現実)の世界では、バーチャル世界旅行が可能になっています。高齢者施設では、遠出できなくなった人々が買い物に出かけたり家族とのパーティに参加したりといった試みに満足していました。また、人間の動きに合わせて動くロボット・テレイグジスタンスは、ロボットの感じた五感を人間に伝えることができるといいます。

 バーチャル世界旅行には、脳の認識によりその場に行った気分になる仕組みに感心する人や、「バーチャルだと観光産業が商売上がったりだ」と、リアルな経済事情を案じる人などが現れます。またテレイグジスタンスについてはすでに知っている視聴者の人が多かったほか、医療や極地作業に役立ちそうと有益性を見出す人や「ロボットバトルしようぜ」と夢を膨らませる人も。

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亡くなった人のデータを集結して生まれるデジタルクローン

 2015年時点で、亡くなった人との会話を実現する技術が進んでいるといいます。夫を亡くしたある女性は夫をよみがえらせるべく、夫の情報を集結させた人工知能・デジタルクローンの制作を研究機関に依頼しています。故人の撮った写真や文書、ビデオなどから思い出や価値観、話し方までをインプットさせ、人格を形成し会話を実現しようというのです。

 この技術に関しては「怖いね~」「本人そのものではないよなぁ」と、どちらかというと受け入れ難いといった声が多数。また、「死の概念が喪失する」「人口知能が学習したらその人の人格から離れるのでは」などの冷静な分析もありました。その他、インターネット上に残っている本人情報もデジタルクローンに生かせることから「過去ツイートがあれば作るのに十分では」といった声が上がったのは、ネットでの意見ならではです。

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有名人の人生データを保存し追体験できる「魂の図書館」

 ドラマパートでは、2045年に「魂の図書館」と呼ばれるものができているとされています。これは、有名人の記憶や感情、知覚などの情報をディスクに記録し、データをもとにその人の人生を丸ごと体感できるものです。ここには、現代でも名をはせる有名人データが多数保存されており、主人公の清斗は目を輝かせます。

 一見楽しそうに思える仕組みですが、視聴者の人は「やべぇよ」「邪道ではありませんか」など、ここでも同意しかねるといった様子の人がちらほら。また、人生を記録する媒体について、ドラマでは大容量ディスクとしか言われていませんが、「その記録技術はどう進化してるんだ」と気になる人もいたようです。そして、このパートの最後には、人工知能GENZOと清斗との間で、下記の印象的な会話が交わされました。

GENZO:「清斗さん。あなた、本当にあなたですか?」

清斗:「えー……そんな怖いこと言わないでよ」

 このゾクッとする会話に、視聴者は「急に『世にも奇妙な物語』みたい」と肝を冷やしていました。

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まとめ

 今回は、現実と仮想現実が限りなく近づくことで、より人生を楽しく豊かにできるかも……といった内容でした。番組最後には、デジタルクローンへの検証の結果、人格が生まれていることを示唆する場面が。今後ますます非現実が現実になっていく様子が想像できる一方、その世界に視聴者のみなさんは少なからず違和感を覚える展開にもなりました。

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調査概要

調査期間2015年1月25日
調査対象Twitter
調査件数601件(10%サンプリング)
調査キーワードNスペ , #NHKスペシャル
調査方法対象期間のTweetを「SocialInsight」によるテキストマイニングにより分析
備考実数に近づけるため件数を100%に補正

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