山芋・長芋・自然薯の違いは?~生で食べられる貴重なイモ科

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 「山芋」、「長芋」、「自然薯」。突然ですが、この3つ、何がどう違うか分かるでしょうか?

 とろろにしたり細切りにしたり、天ぷらにして揚げてみたり、いろいろな楽し み方があるイモですよね。他のイモ類と違い、生でいただくことができるのも、イモの世界では珍しい品種だそうです。

 今回は、この「山芋」「長芋」「自然薯」の違いを、簡単にですがご説明します。

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「自然薯」は「山芋」に含まれる

 そもそも山芋とは、「ヤマノイモ科」に属しているイモの総称とのこと。特に日本原産のものを示し、「自然薯」も山芋の分類に入るそうです。
諸説ありますが、「日本の山に自然に生えているイモ」だから「自然薯」と呼ばれているとのこと。

 「自然生」と書いて「ジネンジョウ」とも言いますよね。発音だけだと分かりにくいですが、字として見ると、意外と名は体を表す呼ばれ方なのかもしれません。

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「長芋」は外来種と考えられている

 対して長芋は、主に中国などから渡ってきた外来種であったと考えられています。とは言え、こちらも諸説あり、現在の日本で流通している長芋は日本発祥の可能性もあるそうです。

 山芋も長芋も、栄養価には大きな違いはないとのこと。

 むしろ特徴が出るのは粘りで、「山芋」に分類されるものは粘りが強いのに対し、「長芋」は水分が多く、山芋に比べると粘り気は少なめだそうです。

 3つとも違いはあれど、それぞれのおいしさがありますよね。秋から冬にかけて旬を迎えますので、意識して食べ比べてみるのも面白いかもしれません。

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