春夏秋冬、どの季節も違った風情を持っていますが、普段とは異なる風景をより一層楽しめるのが冬でしょう。一面銀世界の雪景色は寒さを忘れるほど美しく、見る者を圧倒します。皆さんにも「あの雪景色は忘れられない！」と思う場所があるのではないでしょうか。

　そこで今回、ねとらぼ調査隊では「『雪景色』がきれいな都道府県はどこ？」というテーマでアンケートを実施します。「お気に入りの雪景色はここ！」と思う都道府県にぜひご投票ください。まずは編集部がピックアップした雪景色がきれいな都道府県3つを紹介します。

北海道

　「雪景色」と聞いてまず思い浮かぶのが北海道、という人は多いのではないでしょうか。北海道では地域にもよりますが、例年10月ごろから雪が降り始め、春の雪解けも遅いため、雪景色を長く楽しめます。

　雪を楽しめるイベントも豊富で、特に毎年道外からも多くの観光客が集まる「さっぽろ雪まつり」はその代表格です。北海道ならではの食やステージイベントとともに、さまざまな形の雪像や氷像を楽しめます。

新潟県

　新潟県は、お米の産地として有名な一方で、豪雪地帯としても全国的に知られています。冬に寒さが厳しくなると、1メートル以上の高さまで雪が降り積もることは珍しくありません。そのため日本有数のスキー場の数を誇り、名峰と呼ばれる山々が織りなす雪景色と、ウインタースポーツを存分に満喫できるため、県内外から多くの観光客が訪れています。

　また「長岡花火」を筆頭に、各地で開催されている冬の花火大会も人気です。冬の夜空と雪原を鮮やかに彩る様子は幻想的で、大人も子どももうっとり見とれてしまうことでしょう。

富山県

　富山県は、12月後半から2月前半にかけて大雪が降りやすく、長期間にわたって雪景色を楽しめます。特に、立山黒部アルペンルートをはじめとする山間部では、降雪量が多く、なかなか雪が解けません。そのため、道路の両端に巨大な雪の壁が形成され、その景色は迫力満点です。

　高岡市の「雨晴海岸」へと足を運べば、富山湾の背後に冠雪した立山連峰が広がる大パノラマを満喫できます。また、世界遺産に登録されている「五箇山（ごかやま）」も雪見の名所です。趣（おもむき）のある合掌造りの家屋が銀世界に点在する様子は、とても風情があります。

「雪景色」がきれいな都道府県はどこ？

　投票対象は47都道府県です。あなたが「雪景色がきれいだと思う都道府県」はどこですか？　おすすめの都道府県など、自由にコメントもお寄せくださいね。それではたくさんの投票をお待ちしています。どうぞよろしくお願いします！

参考

• スキーゲレンデ情報（にいがた観光ナビ）
• 雪原を幻想的に染め上げる―。冬の花火と雪灯り。（にいがた観光ナビ）
• 新潟県（Wikipedia）
• 知雪、富山の雪を知る（富山県）
• とやまの雪いろいろ（富山県）
• 国定公園 雨晴海岸（とやま観光ナビ）
• 五箇山（Wikipedia）