衝撃的な最終話がアニメファンの中で大きな話題となり、当時としては珍しく放送終了直後に再放送がされるなど、大きなムーブメントを巻き起こした「新世紀エヴァンゲリオン」。深夜アニメの制作本数拡大にまで影響を与えたとされる、アニメ史に残る傑作です。

　多くの謎を残しながら進むストーリー展開や、キャラクターたちの複雑な心情描写など、少年少女はもちろん大人たちの間でも話題を呼びました。2021年1月予定されていた最新作「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」の公開は延期となってしまいましたが、多くのファンが心待ちにしていると思います。

　そこで今回、ねとらぼ調査隊では「あなたが好きな劇場版エヴァンゲリオンは？」というアンケートを実施します。1995年当時リアルにエヴァを楽しんでいた人も、新劇場版から見始めた人もぜひ投票にご参加ください！　それではまず投票対象の中から、4作品を抜粋して紹介します。

Air/まごころを、君に（旧）

　テレビアニメシリーズの第弐拾伍話と最終話をリメイクし、劇場公開された「新世紀エヴァンゲリオン」の完結編。1997年春に公開された「シト新生」の完全版として、同年夏に公開されました。なお本作をもって「新世紀エヴァンゲリオン」は完結となります。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

　TVシリーズ1～6話の内容を再構築し、2007年に公開された新劇場版。世界を壊滅状態へと導いた「セカンド・インパクト」から15年、生き残った人類の前に謎の生物体・使徒が出現。これに対応すべく、碇シンジは実父である碇ゲンドウに呼び出され、エヴァンゲリオン初号機に乗るよう命じられます。

　当初は拒絶しながらも綾波レイや葛城ミサト、学校の友人鈴原トウジや相田ケンスケなどと交流していくうち、徐々に彼の気持ちにも変化が。そんな時に第5使徒ラミエルの出現、撃破するため「ヤシマ作戦」が実行されます。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

　TVシリーズ8話以降の内容を再構築し、2009年に公開された新劇場版第2部。新劇場版:破から、徐々にテレビシリーズとは内容の異なる展開を迎えていきます。ストーリーが明らかに変更されている他、アスカの名前や、新キャラクターの真希波・マリ・イラストリアスの登場なども目立った違いでした。

　自ら戦うことを選んだシンジ。アスカやマリの搭乗する新たなエヴァンゲリオンの参戦により、使徒とEVAシリーズとの戦いはさらに激しさを増していきます。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q

　劇場版オリジナル展開として、2012年に公開された新劇場版第3部。前作の新劇場版:破から14年後を舞台としており、初号機とともに14年間眠り続けていたシンジが目覚めるところから物語は始まります。

　前作でもTVシリーズとは異なる展開が見られましたが、それらを上回る新劇場版:Qの衝撃的なストーリーは論争を呼びました。誰も予想できない展開から今後も目が離せません。

その他

　新世紀エヴァンゲリオンの劇場版の中から、4作品を抜粋して紹介しました。テレビシリーズの放送から25年以上経過してもなお、作品が持つ魅力が色褪せることのないエヴァンゲリオン。今なお世代を超えて愛され続けています。

　なお投票対象は、他の劇場版を含めて全部で6作品。その中からあなたが好きな1本を教えてください。それでは下のアンケートより投票よろしくお願いします。

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