ブランド総合研究所では、住民による地域の持続性を調べる「都道府県SDGs調査」を行っています。第2回目となった2020年は、全国の都道府県から約340人ずつ、計1万5991人から、住民による幸福度・生活満足度・満足度・定住意欲度などを調査しました。

　今回の記事では、「住んでいる都道府県に愛着がありますか」という調査をまとめた「愛着度」ランキングを紹介していきます。

【調査方法】各都道府県の住民に「（あなたの居住している）都道府県に愛着がありますか」と質問。「とても愛着がある」～「全く愛着がない」の5段階で選んでもらい、結果をそれぞれ100点／75点／50点／25点／0点の比重で加重平均したものを「愛着度」とした。

出典：「都道府県SDGs調査2020」（ブランド総合研究所）

第3位：福岡県

　第3位は、愛着度81.0ポイントの福岡県でした。福岡県は2019年の調査では6位となっており、3ランク上昇しています。

　また、同じタイミングで実施された「定住意欲度」の調査では80.4ポイントで同じく3位となっており、県民から住み続けたいと思われるほどしっかり愛されていることがうかがえますね。

第2位：沖縄県

　第2位は、愛着度81.3ポイントの沖縄県でした。54.2％が「とても愛着がある」、25.8％が「やや愛着がある」と回答しています。なお、2019年にも2位となっていました。

　また、「幸福度」「定住意欲度」の調査でも全国2位となっており、県民からは深い愛着を持たれているようです。

第1位：北海道

　第1位は、2019年と同様に北海道でした。愛着度は84.4ポイントとなっています。

　58.2％が「とても愛着がある」、29.2％が「やや愛着がある」と答えており、北海道に愛着があると答えた住民は87.4％にものぼりました。逆に「全く愛着がない」「あまり愛着がない」と回答した人は約5%にとどまっています。「定住意欲度」の調査でも北海道は1位となっており、道民の愛着の強さが反映された結果となったようです。

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