「岐阜県の日本酒」人気ランキングTOP10! 1位は「射美」!【2022年12月15日時点/SAKETIME調べ】
日本には全国各地に素晴らしい日本酒があります。そんな日本酒との出会いを写真とテキストで記録して、自分だけの日本酒日記をつづることができるサービス「SAKETIME」。日々、多くの日本酒ファンが自分と日本酒の思い出を投稿し、その魅力を伝えています。
今回はそんな「SAKETIME」の協力のもと、「岐阜県の日本酒」の人気ランキングを紹介します。ランキングは2022年12月15日時点のものです。
(出典元:SAKETIME「岐阜の日本酒ランキング2022」)
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「岐阜県の日本酒」人気ランキングTOP10
第2位:W(渡辺酒造店)
第2位には2つの銘柄がランクイン。そのうちの1つが、渡辺酒造店の「W」です。渡辺酒造店は、飛騨古川の観光スポット「白壁土蔵街」の一端を担う歴史ある酒蔵。江戸時代には両替業や生糸の商いで繁栄し、1870年に酒造業を興しました。
飛騨山脈の豊かな伏流水を井戸からくみ上げた仕込み水は、ミネラル豊富な中硬水で、酒にまろやかな甘みを与えます。「W」とは、渡辺(Watanabe)・世界(World)・笑い(Warai)の3つの頭文字を表すネーミング。渡辺酒造店の上質な甘口の酒を世界に発信し、飲む人を笑顔にしたいという思いが込められています。
酒米にもこだわり、農薬や化学肥料を極力減らした環境保全米を使用。精米率は50%以上と本来ならば純米大吟醸規格ですが、米のうま味や滋味を気軽に笑って味わえるお酒として、あえて純米酒の表示としているそうです。
第2位:小左衛門(中島醸造)
同率順位の第2位に中島醸造の「小左衛門」もランクインしました。中島醸造は岐阜県南東部の瑞浪市にある酒蔵で、創業は江戸時代中期の1702年。「小左衛門」(こざえもん)の銘柄名は、初代・中島小左衛門用信の名前に由来しています。
使用している酒米の品種が多く、また食用の飯米を用いた商品もあるなど、原料米の違いでさまざまな味を楽しめるのも大きな特徴。全体的にはすっきりとした飲み口のものが多くなっています。
2000年に「小左衛門」ブランドが誕生して以降、中島醸造では海外への輸出にも力を入れています。2018年には新蔵を設置して四季造りを可能にし、種類豊富なお酒をフレッシュローテーションで提供できるようになりました。
第1位:射美(杉原酒造)
第1位は杉原酒造の「射美」でした。醸造元の杉原酒造は1892年の創業で、製造量100石以下という「日本一小さな酒蔵」を掲げています。
「射美」(いび)の銘柄は、蔵の所在する揖斐郡(いびぐん)の地名に、「美酒を射る」という意味をかけたものです。酒米には、蔵主で杜氏の5代目・杉原慶樹さんが岐阜県農業試験場の職員や地元の契約農家と共に開発した「揖斐の誉」を使用しています。
冬季の「BLUE」や春の「PINK」などバリエーション豊富で、それぞれいつ発売するか、どのような味にするかは、その年ごとに異なるそうです。当然ながら流通量も極めて少なく、国内有数の「幻の酒」として、多くの日本酒好きの垂涎の的となっています。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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