【世界の大学進学率】国別ランキングTOP30! 第1位は歴史情緒あふれるギリシャ! では日本は何位? 【UNESCO統計】

Tweet
Share
LINE
Hatena

 国際統計データを取り扱うWebサイト「GLOBAL NOTE」が、「世界の大学進学率 国別ランキング・推移2019」を公開しています。

 進学率は、UNESCOが定義する国際標準教育分類(ISCED2011)のLEVEL5から8に該当する、大学相当の全ての高等教育機関を対象に集計(一部の国は、UNESCOの推計値を使用)。大学の総入学者数を、大学入学適齢人口で割って算出されています。

 なお、総入学者数には、適齢年齢以外の入学者(浪人生など)や留学生も含むため、進学率が100%を超える場合もあります。

(資料:GLOBAL NOTE 出典:UNESCO)

画像は写真ACより引用
advertisement

第3位:プエルトリコ

 第3位はプエルトリコで、進学率は108.98%でした。プエルトリコはカリブ海にあるアメリカの自治領で、メジャーリーガーを多く輩出するなど、野球の強豪国としても知られます。

 2011年には、当時の集計基準で5位(86.18%)にランクイン。その後は少しずつランクを落とし、2017年には12位(84.95%)にまで後退しましたが、2018年には97.50%で一気に4位まで躍進。そして2019年、TOP3入りを果たしました。

advertisement

第2位:トルコ

 第2位には、113.22%でトルコがランクイン。地中海に面する小アジア地方に広がる共和制国家です。義務教育は日本より長い12年をかけて行われています(参考:諸外国・地域の学校情報(国・地域の詳細情報)|外務省)。

 2014年の時点では78.98%で18位でしたが、2015年には2位(94.73%)にランクアップ。2017年も3位(103.75%)に入ってTOP3を維持するなど、高い大学進学率を誇っています。

画像は「トルコ大使館 文化広報参事官室」公式Webサイトより引用
advertisement

第1位:ギリシャ

 第1位に入ったのは、アクロポリス、デルフィの古代遺跡など多くの世界遺産を持つ歴史情緒あふれる国、ギリシャでした。大学進学率は142.85%で、2位のトルコを29.63ポイント上回りました。

 学校制度は「6・3・3・4制」で、全ての公立学校(幼稚園から大学まで)では無償で授業が受けられます(参考:諸外国・地域の学校情報(国・地域の詳細情報)|外務省)。同国は今回のランキングで、2014年、2015年、2017年、2018年にも第1位となるなど、世界トップクラスの大学進学率を維持しています。

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

関連タグ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセスランキング