【ラヂオの時間・清須会議】「三谷幸喜」監督作品で好きな映画はなに?【人気投票中】
三谷幸喜さんは、「古畑任三郎」「真田丸」などの大ヒットドラマを手掛けてきた脚本家。大学在学中に旗揚げした劇団「東京サンシャインボーイズ」では演出も務めてきたことから、現在は映画監督としても活躍しています。
そこで今回は、「三谷幸喜監督作品で好きな映画はなに?」というアンケートを実施します。あなたが好きな三谷幸喜さんの映画監督作品に、投票をよろしくお願いします! それでは、8作品の中から4作品を抜粋して紹介します。
ラヂオの時間
1997年公開の「ラヂオの時間」は、三谷さんが初めて映画監督を務めた作品で、1993年に上演した同名劇を基にしています。
普通の主婦・鈴木みやこがラジオドラマのコンクールに応募した脚本が採用され、生放送が行われることに。しかし、主演女優のワガママやスポンサーの注文などから脚本がどんどん書き換えられていき、いつしか一大スペクタクルのような物語に変貌してしまいます。
ちょっとした変更に端を発してどんどん物語の流れが変わっていくさまが面白く、怒涛のエンディングは必見。ストーリー展開が秀逸で素晴らしく、何度見ても楽しめる作品です。
ステキな金縛り
2011年10月に公開された作品。落武者の幽霊・更科六兵衛を西田敏行さん、三流弁護士・宝生エミを深津絵里さんが演じています。法廷サスペンスコメディで、キャッチコピーは「証人はただ一人、落ち武者の幽霊!?」となっています。
殺人事件の被告となった依頼人が話す「落ち武者の幽霊から金縛りを受けて動けなかった」というアリバイを実証すべく、エミは自ら落ち武者に出会い、裁判に証言者として出向くよう説得します。そして落ち武者の存在を裁判官に認めさせ、幽霊が証言台に立つという前代未聞の裁判が幕を開けるのでした。
「幽霊の落ち武者が法廷で証言する」という設定はもちろん、落ち武者を演じる西田敏行さんのどこかとぼけた演技もあり、おもしろさは抜群。「ザ・マジックアワー」で主役だった佐藤浩市さん演じる売れない役者・村田など、過去の映画作品の人物も登場しているので、視聴の際はお見逃しなく。
清須会議
2013年11月に公開された「清須会議」は、2012年に出版された三谷幸喜さんの小説を原作にしています。1582年に実際にあった「清洲会議(清須会議)」を元に描かれた作品で、キャッチコピーは「誰だ!最後に笑うのは?歴史が動いた5日間。」。
作品の舞台は安土桃山時代で、「日本史上初めて合議によって歴史が動いた」とされる清須会議を日本の豪華俳優陣が演じます。三谷幸喜さんの映画作品では初めての時代劇ですが、頭脳戦やだまし合いなど、さまざまな思惑が交錯するエンターテイメント作品としても楽しめます。ちなみに、「ステキな金縛り」では落ち武者となっていた更科六兵衛が、生前の姿で登場しています。
記憶にございません!
2019年に公開された「記憶にございません!」では、主演を中井貴一さんが務めました。
主人公は、史上最低支持率の総理大臣・黒田啓介。あることをきっかけに記憶をなくし、金と権力にがめつい失言だらけの政治家から、善良でごく普通のおじさんになってしまいます。そんな彼はやがて、政治に真摯に向き合おうと思うように。そして日米首脳会談に臨む彼は、周囲の人間全員を巻き込み、一発逆転のドラマを繰り広げることになるのでした。
ドタバタ劇といった雰囲気はなく、どこか自然と笑える作品となっています。記憶喪失の前と後を見事に演じ分ける中井貴一さんはもちろん、秘書官役の小池栄子さんやディーン・フジオカさんなど、個性的なキャストの演技力が存分に発揮されているのも魅力です。
まとめ
以上、4本の三谷幸喜映画作品をご紹介しました。今回紹介した作品だけでなく、「ザ・マジックアワー」や「THE 有頂天ホテル」など、どの作品もユーモアたっぷりで、楽しく見られる作品ばかりですよね。映画へのコメントとともに、投票お待ちしています!