神奈川県横浜市は、古くから港湾都市として栄えてきた港街です。元町や横浜中華街は観光地としても人気が高く、横浜名物や横浜土産として知られるお菓子も少なくありません。

　ねとらぼ調査隊では、2021年1月2日から2月1日まで「あなたが好きな横浜土産のお菓子は？」というテーマでアンケートを行いました。その中では、どんな横浜土産のお菓子が人気だったのでしょうか。ランキングを見ていきましょう。

第10位：ガトー・ド・ボワイヤージュ 幸せを呼ぶ馬車道馬蹄パイ

　第10位はガトー・ド・ボワイヤージュの「幸せを呼ぶ馬車道馬蹄パイ」で、得票数は8票でした。ヨーロッパで「幸せを受け止めて満たしてくれる」と伝わる馬蹄（馬のひづめ）をかたどったU字型のパイで、サクッとした食感がクセになります。

第9位：横濱シルクアーモンド

　第9位は「横濱シルクアーモンド」。得票数は9票でした。香ばしく焼いたアーモンドにシルクとミルクのパウダーがかかったお菓子。商品名は、かつて国外に生糸を輸出していた横浜が「絹の都」と呼ばれていたことに由来します。幕末の横浜が描かれたパッケージもおしゃれですね。

第8位：ウイッシュボン 横濱レンガ通り

　第8位はウイッシュボンの「横濱レンガ通り」で、得票数は16票。特製のクッキー生地でアーモンドスライスと生キャラメルをサンドしたお菓子で、表面にもアーモンドスライスが敷き詰められています。口の中に広がる香ばしさと甘さがたまりません。

第7位：重慶飯店 番餅（ばんぴん）

　第7位は、中華街に本店を構える重慶飯店の「番餅（ばんぴん）」。得票数は17票でした。しっとりした生地の中には黒餡がぎっしり。表面にはクルミがトッピングされ、食感も楽しめます。好みのサイズに切り分けられる大サイズと、あらかじめカットされている小サイズがあります。

第6位：フランセ 横濱ミルフィユ

　第6位はフランセの「横濱ミルフィユ」で、得票数は47票。クリームをサクサクのパイでサンドし、チョコレートでコーティングしたお菓子です。万人に愛される味わいに加え食べやすいサイズで、個包装の包みがおしゃれなのもポイントですね。

第5位：馬車道十番館 ビスカウト

　第5位は馬車道十番館の「ビスカウト」で、得票数は52票でした。ビスカウトは、1550年頃にカステラなどと一緒に日本に伝来したといわれている歴史ある洋菓子です。サクサクのビスケットに甘さ控えめのクリームがサンドされています。

第4位：喜久家 ラムボール

　第4位は元町の老舗洋菓子店として知られる喜久家の「ラムボール」で、得票数は69票でした。ラム酒が染みこんだスポンジがチョコレートでコーティングされている、大人向けのお土産です。

第3位：横浜かをり レーズンサンド

　第3位は横浜かをりの「レーズンサンド」。得票数は73票でした。しっとりとしたクッキーにサンドされているのは、ブランデーにひたしたレーズンと上品な甘さのクリーム。レーズンの芳醇な風味とクリームの甘さ、クッキーの食感が三位一体となり、満足感をもたらしてくれます。

第2位：霧笛楼 横濱煉瓦

　第2位は霧笛楼の「横濱煉瓦」で、得票数は90票でした。チョコレートソースとクルミソースが染みこんだガトーショコラで、表面にもチョコレートがかかっている濃厚な味わいが魅力。名前の通りレンガのような形をしています。期間限定商品もあるので、時期によってさまざまなテイストが楽しめますよ。

第1位：横濱ハーバー ダブルマロン

　そして第1位は「横濱ハーバー ダブルマロン」でした！　得票数は171票で、第2位に大差をつける結果となりました。船の形をしたカステラ生地に、刻んだ栗と栗あんが入っています。洋菓子でありながら懐かしい味わいで、何度も食べたくなるおいしさがあります。船を愛する画伯・柳原良平さんが手がけたレトロなパッケージも人気ですね。

横浜には魅力的な洋菓子がいっぱい！

　古くから日本の玄関口として栄え、西洋文化を取り入れてきた港街らしく、異国情緒を感じさせる洋菓子に人気が集まりました。横浜を訪れる際は、ランキングで紹介した人気のお菓子をぜひチェックしてみてくださいね。みなさんのご投票ありがとうございました！