「京王線」の駅名でカッコいいと思うのはどこ?【2023年版・人気投票実施中】
東京都の西部を中心に、人々の移動を支える鉄道路線を運行している「京王電鉄」。その路線は、新宿を起点に京王八王子や橋本、高尾山口などを結ぶものや、渋谷~吉祥寺間を結ぶものなど多岐にわたります。
そこで今回は、「『京王線』で一番カッコいいと思う駅名はどこ?」というアンケートを実施します。ユニークな駅名もある京王線の駅名で、最もカッコいいと思う駅名を教えてください。まずは、京王線の駅から3駅をピックアップしてご紹介します。
千歳烏山
東京都世田谷区に位置する「千歳烏山(ちとせからすやま)」駅は、2022年春のダイヤ改正により、準特急が「特急」に名称統合されて、今は特急停車駅となっています。2020年度の京王線乗降人員数ランキングでは6位につけており、利用者が多いことがうかがえます。
そんな千歳烏山駅は、開業当初は「烏山」駅として開業。1929年に現在の駅名に改称されました。現在の駅の住所「南烏山」にも残る「烏山」という地名は古くから確認されており、その由来は諸説ありますが、この地域の地質・土質が黒土であり、カラスのような色をしていたことと、耕作地もしくは自然の地盤に対して「山」を当てて呼んだ結果「烏山」となったのでは、という説があるようです。
聖蹟桜ヶ丘
東京都多摩市にある「聖蹟桜ヶ丘駅(せいせきさくらがおかえき)」は、その周辺がスタジオジブリの映画「耳をすませば」の舞台のモデルとなったことでも有名。そのため、列車接近メロディーには主題歌となった「カントリー・ロード」が使用されています。
そんな聖蹟桜ヶ丘駅ですが、1925年開業当時の名前は駅所在地にちなんだ「関戸」という駅名で、1937年に現在の駅名に改称されました。その由来は明治天皇が数回にわたりこの地に行幸したことから、天皇が行幸した場所を表す言葉「聖蹟」と、近辺が桜の名所として親しまれていたことに由来する地名「桜ヶ丘」を組み合わせたもの。ちなみに「聖蹟桜ヶ丘」という地名はなく、駅を中心とした地域名として親しまれています。
高幡不動
「高幡不動(たかはたふどう)」駅は、東京都日野市にある駅。特急までの全ての列車種別が停車し、「京王ライナー」も利用できます。また多摩モノレールへの乗り換えも可能です。
そんな高幡不動駅は、1925年の開業当初は地名そのままの「高幡」駅でした。付近に“高幡不動尊”の名で知られる金剛寺があることから、1937年に現在の駅名に改称されています。お寺の名前が由来とあって、風格を感じる駅名ですよね。
「京王線」の駅名で一番カッコいいのは?
京王線の駅名から、3つの駅を紹介しました。このほかにも「平山城址公園」や「京王永山」など、京王線にはさまざまな駅名があります。あなたがカッコいいと思う京王線の駅名に、投票をよろしくお願いいたします!