「レギュラーガソリン」市別価格ランキングTOP30! 第1位は「大分市」!【2022年12月データ】
2022年は物価や電気料金の値上げに加え、ガソリン価格の高騰も話題となりました。自動車ユーザーや輸送業などは大きな影響を受けたのではないでしょうか。
そこで今回は総務省の統計「小売物価統計調査」を基に、市別のレギュラーガソリン1リットルあたりの価格ランキングを紹介します。データは2022年12月時点のもので、都道府県庁所在市と人口15万以上の市を対象に調査したものです。それでは結果を見ていきましょう!
(出典元:総務省「小売物価統計調査」)
「レギュラーガソリン」市別価格ランキングTOP30
第2位:鹿児島市(180円)
第2位は鹿児島市でした。2022年12月時点のレギュラーガソリン価格は1リットルあたり180円です。前年(2021年12月)の調査では179円だったため、1円の値上がりとなりました。
なお鹿児島では、電光掲示板に「888」を表示し、販売価格を表記しないガソリンスタンドが散見されます。これは価格競争により不利益とならないように持続可能な供給体制を守ることを目的としているようです。
第2位:長野市(180円)
同率順位の第2位に長野市もランクイン。2022年12月時点のレギュラーガソリン価格は1リットルあたり180円です。前年(2021年12月)の調査では171円だったため、9円値上がりしたことになります。
内陸部にある長野県は、ガソリン配送時に鉄道やタンクローリーなどに積み替える必要があり、輸送コストが発生するため、ガソリン価格が全国でも高い傾向に。また、ガソリンスタンド数や利用者が少ない地域では販売量が少なく、経営のために価格を上乗せするケースも見られます。
一方で大手ガソリンスタンドではなくプライベートブランドの業者も目立ち、県内でも地域によって8~9円ほどの差があるようです。ちなみに松本市のレギュラーガソリン価格は1リットルあたり178円で第5位でした。
第1位:大分市(182円)
第1位は大分市でした。2022年12月時点ののレギュラーガソリン価格は1リットルあたり182円です。前年(2021年12月)の調査では179円だったため、3円の値上がりとなりました。
大分県には石油精製施設があり、九州で使用されるガソリンのほとんどを精製しています。輸送コストがあまりかからないためガソリン価格も安いはず……と思われがちですが、価格競争が抑えられているようです。大分市以外にも鹿児島市や佐賀市が上位にランクインしており、九州地方のレギュラーガソリン価格は全体的に高い水準であるといえるでしょう。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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