「星空がきれい」だと思う都道府県はどこ?【2023年版・人気投票実施中】
ひときわ星空が美しくなる冬の季節。冬は空気が乾燥していて大気中の水蒸気量が少ないため、星がきれいに見えるといわれています。オリオン座や冬の大三角を見つけると、なんだかうれしくなりますよね。2023年1月は、月が火星や土星、金星、木星と近づくことから、きらびやかな星空を観察できるチャンスが豊富です。天体観測を楽しむために、観光地やキャンプ場へ出かける人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、「星空がきれいだと思う都道府県はどこ?」というアンケートを実施します。素敵な星空スポットに、ぜひ投票してください! まずは47都道府県の中から、編集部がピックアップした3つの都道府県を紹介していきます。
北海道
広大な自然の中、星空を堪能できる北海道。名寄市や陸別町ではオーロラが観測されたことがあるほど、天体観測に恵まれた地です。なかでも「日本一寒いまち」として知られる十勝の陸別町は星空も有名な場所。環境庁(現・環境省)から「星空の街」に選定されており、同町内の「銀河の森天文台」には115cmの大型望遠鏡やプラネタリウムなどがあります。
長野県
山が多いため、高地での美しい星空を楽しめる長野県。特に有名な場所は「星がもっとも輝いて見える場所」として名高い阿智村です。阿智村は、2006年に環境省が実施した全国星空継続観察で「星の観察に適していた場所」の第1位に選ばれました。また、野辺山高原には、宇宙からの電波を観測する国立天文台があり、標高1350m地点に位置しています。
鳥取県
どの市町村においても、天の川銀河を肉眼で見ることができる鳥取県。梅雨時期や冬季は晴れの確率が低いものの、晴天の日には美しい星空が広がり、流れ星を見られる機会が珍しくありません。
鳥取県も、過去の全国星空継続観察では何度も日本一に輝き、星空の美しさと明るさが国内トップクラスです。県の公式サイトで「星取県」と名乗るほど、星空スポットも県内各地にあります。そのなかでも、特に有名なのが「鳥取市さじアストロパーク」です。こちらの天文台では、コテージに本格的な天体望遠鏡を設置し、存分に星空を楽しめる環境を整えています。
星がきれいだと思う都道府県は?
ここまで3つの都道府県を紹介してきました。一度は訪れてみたい星空スポットばかりですね。都会のきらびやかな街灯りから離れて、自然のなかで、ゆったり星を眺めたい人も多いことでしょう。みなさんのおすすめスポットや、「いつか行ってみたい」と思う都道府県にぜひ投票してくださいね。たくさんの投票をお待ちしています。
参考
- 東京の星空・カレンダー・惑星(2023年1月)( 国立天文台(NAOJ))
- 火星と冬の星空(2023年2月)(国立天文台(NAOJ))
- 【2023年】月の近くの明るい星(Star Walk 2)
- CATCH the STAR 星取県 (鳥取県)