「新しいiPhone」への反応はここ数年でどう変わったか？　iPhone 11発表から見えてきたこと

iPhone 6s（2015年9月：739万8720 tweet）

　現在でも愛用者を見かけるiPhone 6sは2015年に登場。カラーバリエーションに特徴的なローズゴールドが加わりました。このモデルから搭載された 3D Touchは、その後普及したとは言い難く、最新のモデルでは廃止されてしまっています。

　最後に気になるツイート数ですが、なんと「739万8720件」。直近のiPhone 11と比べて、2倍以上となるすさまじい数字でした。

iPhoneは「過去のiPhone」を上回ることはできるか？

　ここまで見てきた通り、「iPhone新モデル発表月の関連ツイート数」は、ここ5年で毎年大きく下がり続けていることが分かりました。もちろん、ツイート数がそのまま注目度や影響力を表すわけではありませんが、一般ユーザーの反応を示す有力な指標の1つであるとは言えるでしょう。

　巨大なスマートフォン市場を生み出したiPhoneというプロダクトが、初期の熱狂の渦のようなステージを終え、円熟期や安定期と呼ばれるステージに入っていることは間違いありません。今後、過去のような驚異的な反響を巻き起こすためには、再び市場ごと作り出してしまうような革新的な新モデルの登場を待つしかなさそうです。

調査概要

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