【中国・四国】「女性の平均年収が高い都道府県」ランキングTOP9！　1位は「香川県」【2022年最新調査結果】

　転職・求人サイトdodaは「女性の平均年収ランキング（2022年度）」をもとに、平均年収の高かった都道府県を発表しました。

　本記事ではその中から、「中国・四国エリア」のランキングを紹介します。中国・四国エリア（愛媛県、岡山県、広島県、香川県、高知県、山口県、鳥取県、島根県、徳島県）の中で最も平均年収が高いのはどの都道府県だったのか、早速ランキングを見ていきましょう！

（出典：doda「女性の平均年収ランキング 都道府県別【最新版】」）

【中国・四国】「女性の平均年収が高い都道府県」ランキングTOP9！

第2位：山口県

　第2位には「山口県」がランクイン！　山口県で働く女性の平均年収は320万円。全体の平均年収は387万円でした。

　大正時代より、瀬戸内海沿岸に造船、化学、機械、金属などの工場が次々に進出した山口県。第二次大戦後は、石油化学コンビナートが形成され、全国有数の工業県に発展しました。セメント製造工場が立地する西部地域、化学製品（ソーダなど）を生産している企業が立ち並び、石油精製コンビナートを有する東部地域など、山口県では基礎素材型産業が盛んに行われています。2019年の「都道府県別1事業所当たり製造品出荷額等」は、他を圧倒して全国トップの数字を記録しています。

　そんな山口県に本社を置く企業のうち、食品製造を行う林兼産業や電機メーカーである長府製作所などは高年収企業として知られています。また、ユニクロを運営するファーストリテイリングも山口県に本社を置く企業のひとつ。世界中に店舗を持つグローバル企業であり、最近では国内社員の年収の最大約40％の引き上げを決定したことでも話題になっています。今後の山口県の平均年収をさらに押し上げる存在として注目されています。

第1位：香川県

　そして第1位は「香川県」でした！　香川県で働く女性の平均年収は325万円で、前年より11万円増の大幅アップとなりました。第2位の山口県と5万円もの差をつけており、全体の平均年収は381万円となっています。

　香川県には、建設機械・造船・自動車部品・電気機械関連などの分野で国内トップクラスを誇る企業が中核的企業として存在しており、それら中核企業を中心に、金属加工や金型、溶接などにおいて高い基盤技術を持つ協力企業が多く集まっています。また食料品関連産業の歴史は古く、長年に渡り蓄積された発酵技術や品質・鮮度保持技術などは産学ともにトップレベル。冷凍食品や調味料といった食料品関連の企業が県下一円に密集しています。

　そんな香川県における高年収企業には、百十四銀行や四国電力があります。2020年国勢調査によれば、女性の労働力率は2015年と比べると全ての年齢階級で上昇しており、産業（大分類）別就業者割合を見ると、女性の割合が高いのは「医療、福祉」「宿泊業、飲食サービス業」「教育、学習支援業」といった職種に就いている人が多いようです。

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