【古畑任三郎】第3シリーズの神回といえば?
「古畑任三郎」は、1994年から断続的に放送されている刑事ドラマ。1999年に放送された第3シリーズでは、古畑任三郎を飄々と演じる田村正和さんや、おっちょこちょいな今泉慎太郎を演じる西村雅彦さんなどのレギュラー陣に、とても有能な西園寺守を演じる石井正則さんが新たに登板しました。
そんな第3シリーズの犯人役も、これまでのシリーズと変わらず真田広之さんや大地真央さん、玉置浩二さんと豪華なメンバーが集結していましたよね。そこで今回は、「『古畑任三郎』第3シリーズで神回だと思うのは?」というアンケートを実施します。あなたが神回だと思うエピソードに、投票お願いします! それでは、第3シリーズの中から3つのエピソードを紹介します。
若旦那の犯罪
人気落語家の気楽屋雅楽は、実力や人気はないが新作落語に定評のある兄弟子の新ネタを盗み、自殺に見せかけて殺害します。しかし、古畑は死体が残していたあるメッセージに気づき、自殺に疑問を持ちます。
犯人である雅楽を演じるのは、市川染五郎(現・10代目松本幸四郎)さんです。雅楽のアリバイトリックを見破ったり、落語にかけた被害者のダイイングメッセージを紐解いたりと、見どころ満載でしたよね。落語を知らなくても、わかりやすいように工夫がされています。
再会
古畑任三郎シリーズでは珍しく、「殺人事件が起こらない」エピソード。他のエピソードであれば序盤で事件が起こりますが、この物語では「事件の事前準備」を描いていく異色作です。
この話で登場する古畑の旧友・安斎亨を演じるのは、津川雅彦さん。安斎が起こそうとしている犯罪を、旧友である古畑が止めるというプロットは、シリーズ中でも屈指の名エピソードでしょう。
最も危険なゲーム
第3シリーズの最終話で、シリーズ初の前後編エピソードです。劇中で殺人事件は起こるものの、物語の主眼は「古畑VSテロリスト」という構図でした。
ゲストの江口洋介さんは、テロリスト集団SAZのリーダー・日下光司を演じました。日下を逮捕した後、「散歩に行く」と去っていく古畑の後ろ姿を覚えている人も多いのではないでしょうか。
「古畑任三郎」第3シリーズで神回だと思うのは?
「古畑任三郎」の第3シリーズは、前後編をまとめると全部で10エピソードあります。今回紹介したもの以外では、古畑がアリバイ作りに利用される「古畑、歯医者へ行く」や、福山雅治さんが犯人として登場した「頭でっかちの殺人」などがあります。あなたの一番好きなエピソードに、投票よろしくお願いします!
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