「マイナンバーカード交付率が高い都道府県」ランキングTOP10! 1位は「宮崎県」に決定!【2023年最新調査結果】
総務省は、令和5年1月末時点における最新のマイナンバーカード交付状況を公表しました。人口に対するマイナンバーカードの交付枚数率は全国で60.1%でした。本記事ではその公表されたデータの中から、「都道府県別交付枚数率上位10」のランキングを紹介します。
交付枚数率は実際に受け取った人の割合を示しており、マイナンバーカードは申請から受け取りまで、現在、最短でも1カ月程度かかるため、申請率(申し込んだ人の割合)はこの数値より高くなっています。
(出典元:マイナンバーカード交付状況について(総務省))
「マイナンバーカード交付率が高い都道府県」ランキングTOP10!
第2位:愛媛県
第2位には「愛媛県」がランクイン! 人口に対する交付枚数率は66.0%です。
愛媛県が高い交付率になった要因の一つは、カード取得でもらえるポイントについて、県独自のポイント付与をしている点ではないでしょうか。国が最大2万円分のポイントを付与・還元する「マイナポイント」事業について、県は最大4000円分のポイントを上乗せしています。県が指定した決済サービスを選ぶという条件はあるものの、4000円分のポイントを獲得できるメリットは大きく、高い交付率にもうなずけます。
第1位:宮崎県
そして第1位は「宮崎県」でした! 人口に対する交付枚数率は74.1%となっています。
宮崎県がトップとなった理由として考えられるのが、宮崎県都城市の存在です。都城市はマイナンバーカードを「デジタル社会のインフラ」と捉え、カードの利活用による利便性向上を推進。マイナンバーカードにより簡単な避難所入所が可能になるシステム「デジタルケア避難所」や、死亡に関わる申請書を、マイナンバーカードをもとに氏名や住所などの情報を記載した状態で打ち出し、利用者による記入の負担を軽減する「おくやみ窓口」など、さまざまな恩恵が受けられるようになっています。
また申請についても、「都城方式」と呼ばれるタブレットを活用した申請補助施策を実施するほか、自宅を訪問して市が申請補助をするなど、積極的な普及施策を展開。そういった施策が功を奏し、高い交付率を実現していると考えられます。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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