日本が最下位脱出! 世界の地域の「有給取得率」ランキング、1位は?【2020最新】

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 日本は国際的に見ても、有給休暇をあまり使わない(使えない)国として知られています。しかし、新型コロナウイルスが猛威をふるった2020年は、例年と少し異なる傾向が見られたようです。

 今回は2021年2月に発表された、世界16地域の「有給休暇の取得率」をランキング形式で見てみましょう。コロナ禍で唯一、有給の取得日数が増えた地域とはどこだったのでしょうか?

(出典:エクスペディア 有給休暇国際比較調査2020)

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第3位:ドイツ、フランス

 第3位は同率で「ドイツ」と「フランス」でした。有給取得率は83%(25/30日)。取得率としては第3位ですが、取得日数で見ると25日はランキング中トップの数字です。もともとの支給日数である30日が世界でも最高水準であることが反映されています。

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第2位:香港

 第2位は「香港」でした。取得率は86%(12/14日)。2020年は、調査対象となった世界のほとんどの地域で例年に比べて取得日数が落ち込みましたが、香港はそれほど数字を下げなかったことが高順位の理由です。

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第1位:台湾

 そして第1位に輝いたのは「台湾」でした。取得率は100%(15/15日)。例年の取得日数は平均で14日ほどでしたが、2020年は15日と、調査対象となった地域の中で唯一の増加を見せました。

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日本はどうなった?

 気になる日本の順位ですが、取得率45%(9/20日)は16地域中14位とやはり低調な結果に。しかし、2019年まで4年連続だった最下位からは脱出しました。

 これはコロナ禍で旅行ができなくなったことなどを理由に、世界的に有給取得率が低下したことが原因だと見られています。2020年の結果では、マレーシア(39%)、オーストラリア(35%)が日本よりも低い取得率となり、アメリカ(50%)や韓国(50%)もかなり数字を落としました。

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