【全国学力テスト】「中学生の理科」の平均正答率が高い都道府県ランキング! 1位は「石川県」【2022年調査】

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 文部科学省が小学6年生と中学3年生を対象に調査を行う「全国学力・学習状況調査」(通称「全国学力テスト」)。2022年度は国語・数学(算数)・理科の3科目で実施されました。

 そこで今回は、文科省管轄の国立教育政策研究所が公表している「令和4年度(2022年度)全国学力・学習状況調査」の資料から、「中学生の理科」の平均正答率が高い都道府県ランキングを紹介します。なお、各都道府県の平均正答率は公立中学校のみを対象としたデータで、小数点以下を四捨五入した数値です。それでは、ランキングを見ていきましょう。

(出典:国立教育政策研究所「令和4年度 全国学力・学習状況調査 調査結果資料 【都道府県別】」

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【全国学力テスト】「中学生の理科」の平均正答率が高い都道府県ランキング

画像:PIXTA
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第2位:福井県(53%)

画像:写真AC

 第2位は「福井県」でした。平均正答率は53%です。公立中学校における理科の全国平均正答率は49.3%となっており、福井県はおよそ4ポイント上回る結果となりました。

 今回の調査で福井県は、中学生の数学でも2位、国語は3位と、いずれの科目も上位3県にランクイン。また小学生の3科目もすべてTOP3入りを果たしており、その教育水準の高さがうかがえます。そんな福井県では、県教育委員会による県独自の学力調査を毎年実施。2022年からは、間違えた問題を復習できるように解説動画を配信するなど、県を挙げて子どもたちの学力向上に努めています。

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第1位:石川県(55%)

画像:写真AC

 第1位は「石川県」でした。平均正答率は55%です。公立中学校における理科の全国平均正答率を、6ポイント近く上回る結果となりました。

 今回の調査では、中学生の3科目ですべて1位を獲得した石川県。小学生の科目でも算数は1位、国語と理科は2位と、高い学力を示しています。中学生・理科の項目では、すべての問題で全国平均を上回る正答率を記録しました。県の教育委員会ではさまざまな取り組みによる効果が出ているとしたうえで、「観測データをもとにした考えに対し、多角的・総合的に検討する力に課題がある」と分析しており、今後の教育指導に生かしていく姿勢を見せています。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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