史上最高の日本人メジャーリーガーランキングTOP30 1位は「イチロー」、では2位は?【2021年最新結果】
2000年代に入ってからメジャーリーグ(MLB)で活躍する日本人選手が増えましたが、現地アメリカではどの選手の評価が高いのでしょうか? 今回は、アメリカの大手ランキングサイト「Ranker」での投票結果をもとに、2020年2月27日時点の史上最高の日本人メジャーリーガーTOP3を紹介します。
(出典:Best Japanese MLB Players | Top Baseball Players From Japan)
第3位:松井秀喜(↑766/↓186)
第3位は、2003年に読売ジャイアンツからメジャーに移籍し、主にニューヨーク・ヤンキースで活躍した松井秀喜さんです。メジャーでは1236試合に出場し、通算で1253安打、打率.282、175本塁打、760打点、13盗塁、OPS.822の成績を残しています。
特筆すべきことは、09年のワールドシリーズで打率.615、3本塁打、8打点という驚異的な打棒を発揮したこと。さらには世界一が決まった第6戦で、ワールドシリーズのタイ記録となる6打点をたたき出したことです。この大活躍から09年のワールドシリーズMVPを獲得しました。
第2位:野茂英雄(↑773/↓195)
第2位は、1995年に近鉄バファローズからメジャーに移籍し、主にロサンゼルス・ドジャースで活躍した野茂英雄さんです。メジャーでは323試合に登板し、通算で123勝109敗、1918奪三振、防御率4.24の成績を残しています。
「トルネード投法」と呼ばれる独特の投球フォームを武器に打者を手玉に取り、移籍初年度に新人王受賞、オールスター出場という鮮烈なデビューを果たしました。その後、ノーヒットノーランを2回、最多奪三振を2回達成するなど、数々の記録を樹立します。1995~2008年の14年間をメジャーで戦い抜き、日本人選手としては唯一メジャー通算100勝を記録しています。
第1位:鈴木一朗(↑1101/↓279)
第1位は、2001年にオリックス・ブルーウェーブ(現オリックス・バファローズ)からメジャーに移籍し、主にシアトル・マリナーズで活躍した鈴木一朗(イチロー)さんです。メジャーでは2653試合に出場し、通算で3089安打、打率.311、117本塁打、780打点、509盗塁、OPS.757という成績を残しています。
移籍1年目から打率.350で首位打者、56盗塁で最多盗塁という圧巻の記録を残し、新人王とMVPをダブル受賞。その後、04年には262安打を達成しシーズン安打数のメジャー記録を塗り替え、10年連続でシーズン200安打を達成しています。また、守備面ではゴールドグラブ賞を10年連続で獲得しており、「MLB史上最も優れた右翼手」のひとりとしても知られています。
イチロー選手は2019年に現役引退したため、2025年にMLBで10年以上プレーし、引退から5年以上経過した選手を対象とする「米野球殿堂入り」の選考資格を得ます。日本人初の殿堂入り選手が誕生するかどうかも注目したいところです!
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