【最強の横綱】大相撲の歴代優勝回数ランキング! 1位「白鵬」、2位「大鵬」に次ぐ3位は?
長い大相撲の歴史の中で、「昭和の大横綱」「平成の大横綱」などと呼ばれ後世に語り継がれる名力士たち。その中でも特に強くて、最も幕内優勝を飾っているのは誰なのでしょうか?
今回は大相撲情報サイト「大相撲.jp」の「幕内 通算優勝ランキング」を参考に、大相撲の歴代幕内優勝回数TOP3を紹介します。なお、大相撲で個人の優勝が表彰されるようになった、1909年6月場所以降の優勝を対象としています。
(出典:幕内 通算優勝ランキング 大相撲.jp)
第3位:千代の富士(31回)
第3位は31回の優勝を誇り、「小さな大横綱」と称された第58代横綱、千代の富士です。初土俵は1970年の9月場所で、横綱には81年9月~91年5月の間、在位していました。生涯戦績は1045勝437敗となっています。
26歳で横綱に昇進したため遅咲きではありましたが、30代で19回の優勝をするなど長く活躍した力士です。また、88年の5月場所からは破竹の53連勝を記録し、翌年の89年には角界で初めての国民栄誉賞を受賞。昭和後期から平成初期にかけて一時代を築きました。
第2位:大鵬(32回)
第2位は32回の優勝を誇り、柏戸とともに「柏鵬時代」を築いた第48代横綱、大鵬です。初土俵は1956年の9月場所で、61年11月~71年5月に横綱に在位していました。生涯戦績は872勝182敗でした。
左四つを基本スタイルとしつつも型がない「自然体の相撲」を得意とし、6場所連続優勝を2回、全勝優勝を8回、68年9月場所からの45連勝など、さまざまな記録を打ち立てました。また「巨人、大鵬、卵焼き」という流行語に象徴されるように、子どもからも絶大な人気がありました。
第1位:白鵬(44回)
第1位は「平成の大横綱」と称される第69代横綱、白鵬です。初土俵は01年の3月場所で、07年7月から横綱に在位しています。21年1月場所までの生涯戦績は1170勝246敗、通算優勝回数は44回となっています。
04年5月場所のときに19歳1カ月で新入幕となり、06年5月場所のときに21歳4カ月で初優勝を飾ります。いずれも当時の記録で歴代4位の若さでした。07年に横綱へ昇進してからも順調に優勝を重ね、15年1月場所で「不滅の記録」といわれた大鵬の優勝回数32回を上回ります。
10年の63連勝、11年の7場所連続優勝、16年の通算1000勝達成など、さまざまな金字塔を打ち立てている白鵬。21年1月場所は新型コロナウイルスに感染し全休となりましたが、現在は回復して稽古しているとのことなので今後の活躍にも期待したいですね!
(記事初出時の記述に誤りがあったため、本文を一部修正しました/3月7日8時30分更新)
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