Great Place to Work® Institute Japanでは、2021年7月～2022年9月の期間で「働きがい認定企業」に関する調査を実施し、その結果をランキングとして発表しました。

　今回はその中から「女性が働きがいのある会社＜大規模部門＞」のランキングを紹介します。女性の働きがいについての調査は2017年から開始され、今回で7回目の発表となります。評価観点は「女性の従業員アンケートの結果」と「女性従業員比率などの基本会社データ」の2点です。多くある大規模企業のうち、女性が働きがいを感じるのはどの企業だったのでしょうか。早速見ていきましょう。

【2023年3月14日　15時55分追記】
タイトルに誤りがありましたので一部修正いたしました。お詫びして訂正いたします。

（出典元：2023年版 「働きがいのある会社」女性ランキング｜働きがいのある会社研究所（Great Place to Work® Institute Japan））

女性が働きがいのある会社ランキング（大規模部門）

第2位：アメリカン・エキスプレス

　第2位は「アメリカン・エキスプレス」でした。アメリカン・エキスプレスはニューヨークに本社を置き、クレジットカード事業やトラベル・ライフスタイル事業を展開している金融業・保険業の企業です。日本では東京都港区に日本支社を置いています。

　アメリカン・エキスプレスでは、在宅勤務と出社の割合を調整できる「アメックス・フレックス」と呼ばれる柔軟な働き方を導入し、さまざまな人が働きやすい環境を整えています。また「ダイバーシティ（多様性）」を意識した組織づくりに積極的に取り組み、社員同士がつながるネットワークが形成されています。全ての人が組織の一員として働きやすい環境が工夫されている企業といえそうです。

第1位：レバレジーズグループ

　第1位は「レバレジーズグループ」でした。東京都渋谷区に本社を置くレバレジーズグループは、事業開発会社です。2005年設立と若い企業でありながら、「レバウェル看護」や「レバテック」といったサービスを運営し、IT・医療の分野で特に業績を伸ばしています。

　公式ウェブサイトにある新卒採用のページでは、社員の活躍を紹介する記事に女性社員が多く登場するなど、性別にとらわれず働きがいのある企業であることがうかがえます。評価のポイントとして、「個人の属性にかかわらず全員が正当に扱われるという人事ポリシーが明確である」ということが挙げられています。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！