個性豊かな味わいを楽しもう「シングルモルトウイスキー」の選び方! 1万円以下で買えるおすすめ商品や人気ランキングを紹介!【2023年3月】

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 大麦や小麦、ライ麦、トウモロコシなどの穀物からつくられる蒸留酒であるウイスキー。材料や産地などによって細かく分類されており、それぞれ異なった特徴を持っています。

 本記事では「シングルモルトウイスキー」の選び方、1万円以下で買えるおすすめ商品を紹介していきます。

※未成年者の飲酒は法律で禁じられています。

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「シングルモルトウイスキー」とは?

画像:PIXTA

 「シングルモルトウイスキー」とは、1つの蒸留所の原酒のみを使ってつくられるモルトウイスキー(大麦麦芽のみを原料としたウイスキー)のこと。蒸留所の風土や、製法・原材料のこだわりが生み出す個性的な味わいが特徴で、グレーンウイスキー(大麦以外の穀物を主原料としたウイスキー)をブレンドしたブレンデッドウイスキーと比べ、高価な傾向にあります。

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好みの「シングルモルトウイスキー」の探し方

画像:PIXTA

産地や蒸留所の個性で選ぶ

 シングルモルトウイスキーを選ぶポイントの1つが「産地と蒸留所」です。例えばスコットランド産の「シングルモルトスコッチウイスキー」の生産地は、まろやかで芳醇なウイスキーが多い「ハイランド」や、マイルドでクセが少なく飲みやすいウイスキーが豊富な「スペイサイド」など6つの地域に分かれています。

 さらに、同じスペイサイド地域の中でも「シングルモルトのロールスロイス」と称される「マッカラン」や、フルーティーで華やかなウイスキーとして有名な「グレンリベット」など、蒸留所ごとに違った個性を持っています。生産地ごとに大まかな傾向をつかんだら、気になった蒸留所を比較してみるのがおすすめです。

熟成樽の特徴で選ぶ

 ウイスキーの味わいを左右する「熟成」も、ウイスキー選びの大きなポイント。使用する樽や、内面を焦がす「チャーリング」の強さによって、色や香り、味わいが大きく変化します。例えば日本でも多く使われている「ミズナラ樽」は、伽羅(きゃら)や白檀(びゃくだん)といった香木に例えられる独特の熟成香が特徴。日本にいるからには一度は飲んでおきたい熟成樽です。

 また、過去に樽に詰められていた酒や、樽の使用回数によっても違いが出てきます。ウイスキーをつくる際は樽を何度か利用するのが一般的で、新樽は主にバーボンなどの熟成に使用され、ファーストフィル、セカンドフィル、サードフィルと回数を重ねていきます。中でもファーストフィルは樽の影響が大きく、強い香りのが特徴。銘柄に明記されていることが多いので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

熟成年数で選ぶ

 さらにこだわりたい人は、熟成年数もチェックするのがおすすめ。スコットランドでは、最低でも3年間の熟成が義務付けられていますが、10年、12年、18年などより長い熟成期間を経たウイスキーも人気があります。熟成期間が長いほど樽の香りが強くなり、個性的な味わいになっていくため、自分の好みを突き詰めたい人は、熟成年数の長いものを選んでみると、よりウイスキーを楽しめるのではないでしょうか。

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おすすめ銘柄の紹介

 手間暇かけて作られたシングルモルトウイスキーは高価格になりがちで、手を出しづらいと感じる人も多いと思いますが、生産数が多い「グレンフィディック 12年」や「オーヘントッシャン 12年」などのシングルモルトスコッチウイスキーは比較的価格も安く、挑戦しやすくなっています。国産のシングルモルトウイスキーでも「サントリー 山崎」などはハーフボトルもあって試しやすいので、ぜひチェックしてみてください。

グレンフィディック 12年

出典:Amazon.co.jp

 「グレンフィディック 12年」は、厳選された原材料とハイランド地域の新鮮な空気、そして伝統的な製造工程で12年以上熟成されたモルト原酒のみでつくられたウイスキー。世界で初めて売り出された「シングルモルトウイスキー」としても知られる歴史あるスコッチウイスキーです。洋梨のようなフルーティーな香りと、微量の樽香がもたらす上品な味わいを楽しめます。

オーヘントッシャン 12年

出典:Amazon.co.jp

 「オーヘントッシャン 12年」は、ローランドモルトの伝統である3回蒸留を経て、アメリカンオークバーボン樽で12年以上熟成してつくられたシングルモルトスコッチウイスキー。トーストしたアーモンドやキャラメルのような香りと、スムースな味わいが特徴です。

アバフェルディ 12年

出典:Amazon.co.jp

 「アバフェルディ 12年」は、創業者であるジョン・デュワー氏の故郷、ハイランド地方の自然豊かなアバフェルディ蒸留所でつくられるシングルモルトスコッチウイスキー。「デュワーズ」のキーモルトとしても良く知られており、オレンジトフィーやナッツの香りと、芳醇なハチミツのようなまろやかさとフルーティーな味わいで、スパイスとほのかなスモーキーさが感じられる後味となっています。

サントリー 白州

出典:Amazon.co.jp

 「サントリー 白州」は、白州蒸留所が持つ多彩な原酒の中から、ブレンダーたちが理想のモルトを選び抜いて生まれた、シングルモルトウイスキー。フレッシュな香りと、さわやかで軽快なキレの良い味わいが特徴で、ロック、ストレート、水割り、どれで飲んでも美味しくいただけます。また、飲食店で人気のハイボールもおすすめです。

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サントリー 山崎

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 「サントリー 山崎」は、山崎の伝統であるミズナラ樽貯蔵モルトと、革新のワイン樽貯蔵モルトが出会うことで生まれたシングルモルトウイスキー。柔かく華やかな香り、甘くなめらかな味わいが特徴で、世界中で高い評価を得ています。

ニッカウヰスキー 余市

出典:Amazon.co.jp

 「ニッカウヰスキー 余市」は、ニッカウヰスキーの創業者、「竹鶴政孝」氏がウイスキー造りの理想の地として選んだ、北海道の余市で生まれたシングルモルトウイスキー。柔らかな樽熟成香と麦芽の甘さ、豊かな果実香の調和を楽しめます。力強いピートの味わいと香ばしさ、穏やかに続くオークの甘さとスモーキーな余韻が特徴です。

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