【池波正太郎】あなたが好きな長編小説はどれ?【人気投票実施中】
時代小説というジャンルを確立させた作家の1人・池波正太郎さん。 現在でも「鬼平犯科帳」「仕掛人・藤枝梅安」の映画化が決定しており、没後30年以上経った今でも作品は愛され続けています。
今回は「あなたが好きな池波正太郎の長編小説は?」というアンケートを実施します。それではまず投票対象の中から、代表的な4作品を紹介します。
鬼平犯科帳シリーズ
「鬼平犯科帳」シリーズは、「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」とともに「池波文学3大シリーズ」と呼ばれるものの1つで、時代小説の金字塔。物語の舞台は、凶悪犯罪が多発する江戸時代。主人公の長谷川平蔵は、鋭い観察眼を活かし、犯罪者を厳しく取り締まります。
剣客商売シリーズ
剣客商売シリーズは、「鬼平犯科帳」や「仕掛人・藤枝梅安」と並ぶ池波文学を語る上で欠かせないロングセラー小説。剣客・秋山小兵衛が、仲間とともに江戸で巻き起こる事件を剣で解決する物語です。激しいアクションだけでなく、日常を切り取った場面も見所。
仕掛人・藤枝梅安シリーズ
仕掛人・藤枝梅安シリーズは、「鬼平犯科帳」や「剣客商売」と同じく、池波正太郎さんの代表作です。キャラ設定から時代背景まで丁寧に作りこみ、江戸の裏社会と庶民の日常を描いています。連載を開始して間もなく、その巧みな構成が評価されました。
主人公の藤枝梅安は、ふだん針治療を行っている善人ですが、闇夜に隠れて悪人を葬る裏の顔を持っています。読み応えのあるハードボイルド小説としても人気の作品。
真田太平記(全16巻)
真田一族にまつわる作品を多数残してきた池波正太郎さん。その集大成といえるのが「真田太平記」。
物語は真田氏の出自である真田昌幸、その息子の信幸と幸村を中心に描かれます。彼らが一族の存続をかけて、幕府や甲賀衆と激突する様子を丁寧に描写しています。
その他
代表的な4作品を紹介しました。なお投票対象となるのは、73作品となります。その中からあなたが好きな池波正太郎さんの長編小説を教えてください。