イチゴの粒は“種”ではなく、赤い部分は“果実”ではない! 詳しく解説

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 冬になるとおいしい果物と言えば、イチゴの名前を挙げる人も多いのではないでしょうか?

 甘酸っぱくておいしいのはもちろん、ケーキやサンドイッチ、いろいろなデザートに入れるとぐっと赤色が映えます。

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解説

 そんなイチゴですが、意外と知られていないのが、あの表面のツブツブは種ではないということ。

 粒のひとつを拡大してみても、一見種のような形にも思えますし、「種じゃない」と言われるとちょっとびっくりしますよね。

 では、あの粒は何なのか…? ずばり答えは、あのツブツブこそがイチゴの「果実」なのです。

 そして果実と思われがちなイチゴの赤い部分こそ、めしべの土台のようなもの…平たく言うと「茎」のようなものだそうです。専門的な名前で「花托(かたく)」と呼ばれています。

 要するにイチゴは、粒のひとつひとつが果実とされているもの。
我々が美味しく食べている赤い部分は、茎が肥大化したものだそうで、「偽果」と言われます。“偽の果実”…とてもしっくり来ますよね。

 改めて説明されてもふしぎな感じがするイチゴ。とは言え、この時期のイチゴが甘くておいしいことには変わりありません。 

 ツブツブと赤い部分を観察しながら、改めてイチゴを味わってみるのも面白いかもしれません。

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ハロー千葉

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