【犬好き編集者が選ぶ】愛するペットと何度でもみたい「犬が活躍する映画」4選!【人気投票実施中】
INDEX
- おすすめ1:僕のワンダフル・ライフ
- おすすめ2:ベートーベン
- おすすめ3:マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと
- おすすめ4:HACHI 約束の犬
- あなたが好きな「犬が活躍する映画」は?
- アニバーサリーの夜に(2001年)
- 過去のない男(2002年)
- ドッグヴィル(2003年)
- モンドヴィーノ(2004年)
- 天空の草原のナンサ(2005年)
- マリー・アントワネット(2006年)
- 捨て犬マッカムの大冒険(2007年)
- ペルセポリス(2007年)
- ウェンディ&ルーシー(2008年)
- カールじいさんの空飛ぶ家 (2009年)
- タマラ・ドゥルー〜恋のさや当て〜(2010年)
- アーティスト(2011年)
- サイトシアーズ 殺人者のための英国観光ガイド(2012年)
- 恋するリベラーチェ(2013年)
- ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲(2014年)
- Arabian Nights(2015年)
- パターソン(2016年)
- The Meyerowitz Stories マイヤーウィッツ家の人々(2017年)
- ドッグマン(2018年)
- ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年)
- 参考
古くから人間のパートナーとして共に進化した犬たち。人と犬が暮らすようになってから、約1万5000年ほどが経過したと言われており、現在は多種多様な大きさ、見た目に変化しました。しかし、その愛らしいしぐさや、健気さ、人との絆は変わらないはず。映画界にも数々の名犬が登場し、わたしたちをフィルムの世界へと引き込みました。カンヌ国際映画祭では、優秀な演技を披露した犬に贈られる「パルム・ドッグ賞」も存在しています。
そこで今回は、犬好きの編集部員がぐっときた、犬を主役にした4作品をピックアップして紹介します。記事の最後にコメント欄がありますので、あなたが好きな「犬が活躍する映画」もぜひ教えてください!
ちなみにどのくらい犬が好きかというと、小学生のころは、いつか犬を飼うために、図書館で犬のしつけの本や、犬種図鑑を借りてエア飼い犬を空想していました。東北地方に住んだ際には、震災保護犬のボランティアに参加して、わんこたちのお世話をしていました。現在はお迎え準備中です!
※以下、若干のネタバレを含みます
おすすめ1:僕のワンダフル・ライフ
「僕のワンダフル・ライフ」は2017年に公開された、小説『野良犬トビーの愛すべき転生(英語版)』が原作の映画です。主人公はゴールデン・レトリバーの子犬ベイリー。炎天下に車に閉じ込められているところを、少年・イーサンに助けられ、固い絆を結びます。「この子から離れない」と誓ったベイリーは、亡くなったあとも、姿の違う犬に生まれ変わり続け、イーサンを見つけ出そうとします。
「犬生」をかけた愛情に何回でも涙する。
なんといっても転生ごとの飼い主たちとはぐくむドラマは見どころ。 犬好きならば、涙なしには見られない「僕のワンダフル・ライフ」では犬の転生とともに描かれる、人間の愛情、悲しみといった数々のドラマを見せてくれます。
続編の「僕のワンダフル・ジャーニー」では、イーサンの孫娘を守るという使命のために、ふたたびベイリーは転生し、奔走します。また、登場する多種多様な犬種とそれぞれの愛らしさも見られるのがうれしいところ。
主役犬種:ゴールデン・レトリーバー、ジャーマン・シェパード、コーギー、セント・バーナード系MIX
おすすめ2:ベートーベン
「ベートーベン」は1992年公開のアメリカの田舎町が舞台の映画です。セント・バーナードを中心にした騒動が、家族の絆をつくるきっかけになります。大きな体に対してひょうきんな仕草や、人間は気づかない悪者を嗅ぎ分ける姿、ときに勇敢な行動にでる姿は観客の共感や応援したくなる気持ちを誘いました。
動物嫌いなパパが溺愛しちゃうのっていいですよね。
犬きらいだった父親が、いつのまにかかけがえのない家族として愛情を持つようになるのも、にやりとするポイントでしたね。この映画をきっかけにセント・バーナードを知った方も多いのではないでしょうか。
主役犬種:セント・バーナード
おすすめ3:マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと
「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」は、「プラダを着た悪魔」で有名なデヴィッド・フランケルが監督を務めています。新婚夫婦が子育ての前の予行練習に……と飼ったのは、賢いと言われるラブラドール犬でした。しかし、犬のしつけ教室では「ほかの犬に悪影響」とまで言われ追い返されてしまう、やんちゃ犬・マーリー。彼の一生を通して、人間の生き方や成長することを教えてくれる作品です。
計画通りにならない人生も犬がいればOK
パターンが多様なマーリーのいたずらの一部は「うちのこもやる……」と思った飼い主もいるのでは。また、新婚生活から家族を持ち、やがて仕事や住まいの選択の現実といったリアルな一面は、大人になるほど共感するものがあるはず。そしてどの瞬間にも共にいた犬の存在は記憶に残ります。ちなみに、生後数カ月から13歳までの、リアルに成長するマーリーを演じたのは、22匹もの名犬たちだとか。それぞれの違いも発見してみたいですね。
主役犬種:ラブラドール・レトリーバー
おすすめ4:HACHI 約束の犬
「HACHI 約束の犬」は渋谷駅のシンボルの一つにもなっている忠犬ハチ公の生涯を描いた「ハチ公物語」のリメイク作品です。監督は「サイダーハウス・ルール」で有名なラッセ・ハルストレム。ハチの飼い主・パーカーはリチャード・ギアが演じています。リチャード・ギアは初めて映画の脚本を読んだときに、「赤ん坊のように号泣した」そう。
ストーリーはハチ公物語そのままに、舞台をアメリカに移しながらも、どこかノスタルジックな雰囲気が作品を包みます。実際のストーリーは誰もが知るものですが、ハチの目線を通した物語の進行が観客を引き込みました。
犬からこんなにも信頼されてみたい。
シリアスなだけではなく、洋犬とは異なる行動をするハチに戸惑うひとびとのシーンが、くすっと優しい気持ちになるのもハリウッド版ならではのポイントではないでしょうか。秋田犬独特の媚びない性格のハチが、心を通わせたパーカーを待ち続ける、というギャップに大きく心が揺さぶられる一作です。
主役犬種:秋田犬
あなたが好きな「犬が活躍する映画」は?
ここまでおすすめの4作品を紹介してきました。この他にも「クイール」や「わんわん物語」など、数多くの作品があります。あなたが好きな「犬が活躍する映画」はなんですか? ぜひコメント欄で作品とその理由を教えてください!
もし「1本も見たことがない」のであれば、歴代の「パルム・ドッグ賞受賞作品」から気になった作品を見てみるのもいいかもしれません。
ということで次ページでは「歴代・パルム・ドッグ賞受賞作品」を紹介します!
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