「パン好きな都市」ランキングTOP30! 1位は「京都市」【2023年最新調査結果】
戦国時代に、種子島に漂着したポルトガル人によって伝来したとされる「パン」。現在ではパンは米と並ぶ日本人の主食となりました。2010年の総務省統計局の「家計調査」の総世帯ベースでは、米は2万3315円、パンは2万3773円と初めてパンが米の平均支出金額を超え、今もなおパンは私たちの食卓に欠かせません。
今回は総務省統計局の「家計調査」をもとに、「パン好きな都市」ランキングを紹介します。調査は2人以上の世帯を対象に、2020年〜2022年の平均を算出したものです。パンの年間支出金額の全国平均は3万1769円でした。
調査対象となった52の都道府県庁所在市と政令指定都市の中で「パン好きな都市」はどこだったのでしょうか。それでは、結果をご覧ください。
(出典:家計調査(総務省統計局))
「食パン好きな都市」ランキング
第2位:兵庫県神戸市(3万7494円)
第2位は、年間支出金額3万7494円の神戸市です。同調査によると、神戸市はパンの年間購入数量では京都市・堺市・大津市・岡山市に次ぐ5位、食パンの年間支出金額はトップとなりました。
神戸では、神戸港開港の2年後にあたる1869年(明治2年)にベーカリーが開業以来、パンは市民の暮らしに欠かせない食べ物となりました。その後も神戸ではさまざまな種類のパンが開発・製造され、現在でも多くのご当地パンが販売されています。
また、兵庫県パン協同組合は「パンのまち神戸」を盛り上げるために、県内のご当地パンや兵庫県産の食材を使用したパンを展示・販売する「神戸パン祭り」というイベントを定期的に開催しています。
第1位:京都府京都市(3万9398円)
第1位は京都市で、支出金額は3万9398円でした。和のイメージがある京都ですが、毎回ランキング上位に顔を出す常連都市で、国内でもっとも「パン好きな都市」となりました。
京都では、全日本パン協同組合連合会が結成された1956年(昭和31年)に先駆けて、1933年(昭和8年)に京都パン組合を設立。京都人がパンを好きな理由が、諸説さまざま語られています。
例えば、古来から京都には新しいものが次々と流入してきたことから、京都に住む人々は新しいものを受け入れる土台があります。日本にパンが入ってきたときも手早く食べられる合理性と、新しいもの好きな京都人の感性が合ったのではないかといわれています。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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