【オリンピック】1896年~2018年の夏季・冬季合計メダル獲得数ランキングTOP30 1位は2828個を獲得したアメリカ! 日本は何位かわかる?
1896年にアテネで開催された近代オリンピックは、現在までに夏季・冬季合わせて51回(1906年のアテネ特別大会を除く)開催されています。そして、51回の大会で1万8000個を超えるメダルが選手や国家に贈られました。
今回は、「国際オリンピック委員会(IOC)」のデータをもとに、オリンピックの合計メダル獲得数ランキングを紹介します。対象は1896年のアテネオリンピックから2018年の平昌オリンピックまでの全競技で、金銀銅すべての獲得メダルの国別合計となります。さっそく結果を見ていきましょう。
(出典:Olympic Results, Gold Medalists and Official Records)
(参考:All-time Olympic Games medal table – Wikipedia)
第3位:イギリス(883個)
第3位は、夏季オリンピック851個/冬季オリンピック32個で合計883個のメダルを獲得しているイギリスです。近年では、2016年のリオデジャネイロオリンピックで計67個のメダルを獲得。2012年に自国で開催したロンドンオリンピックの65個を上回ったことでも話題になりました。
イギリスはイタリアやスイスとともに、第1回大会から参加している近代オリンピックの常連国です。また、夏季オリンピックに関していえば、イギリスは第1回からすべての大会で金メダルを獲得しています。この「全大会での金メダル獲得」は数多くある国・地域の中で唯一イギリスだけとなっています。
第2位:ソビエト連邦(1204個)
第2位は、1922~1991年に存在していたソビエト連邦(ソ連)です。初参加は1952年のヘルシンキオリンピックからと比較的遅く、夏季と冬季それぞれ9回ずつしか出場していません。しかし、計18大会で夏季オリンピック1010個/冬季オリンピック194個、合計1204個のメダルを獲得しています。
特に注目したいのが、1980年に自国開催となったモスクワオリンピック。この大会はアメリカや日本をはじめ、多くの西側諸国が参加を辞退したことも関係して、ソ連は金80個、銀69個、銅46個の合計195個のメダルを獲得しました。ひとつの大会で80個の金メダルを獲得したのは、過去51大会のうち2番目に多い獲得数となっています。
なお、合計の獲得メダル数は継承国であるロシア連邦とは別に計上しています(旧・東西ドイツやオリンピック参加のための東西統一ドイツ選手団と現在のドイツ連邦共和国のメダル獲得数などについても同様です)。
第1位:アメリカ合衆国(2828個)
そして第1位は、夏季オリンピック2523個/冬季オリンピック305個で合計2828個と圧倒的な数のメダルを獲得しているアメリカ合衆国です。この数は2位のソ連と継承国であるロシアの合計数を合わせてもなお及びません。なお、獲得したメダルの内訳は金が1127個、銀が907個、銅が794個でした。ちなみに、夏季・冬季別の合計数で見てみると夏季は1位で、冬季は2位につけています。
一番多くのメダルを獲得した大会は、自国開催となった1904年のセントルイスオリンピックで239個。また、最も多く金メダルを獲得したのは、同じく自国開催である1984年のロサンゼルスオリンピックで83個で、ひとつの大会で一番多く金メダルを獲得した数となっています。
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