「山陽新幹線」でカッコいいと思う駅名は?【人気投票実施中】
新大阪駅から博多駅までを結ぶJR西日本の新幹線「山陽新幹線」。1972年に開業、1975年に全通され、2011年には九州新幹線と接続し直通運転が開始されました。大阪府、兵庫県、岡山県、広島県、山口県、福岡県の主要都市に19の駅を有し、日本の交通を支えています。
今回は「『山陽新幹線』でカッコいいと思う駅名は?」というアンケートを実施します。山陽新幹線でカッコいいと思う駅名をぜひ教えてください! まずは、編集部がピックアップした3つの駅名を紹介します。
博多駅
福岡県福岡市にある「博多駅」。博多という名の由来にはいくつか説があり、「土地が博(広)く人・物産多し」という言葉からきているという説。また、鳥が羽を広げているような地形から「羽形」、船が停泊する潟から「泊潟」などが語源とされる場合があります。すべて“あ段”で構成された「はかた」という名前には自然な勢いがあり、力強い印象を受ける方も多いのではないでしょうか。
姫路駅
名前の由来が、『播磨国風土記』(はりまのくにふどき)に登場する、「蚕子(ひめこ)が流れ着いた丘」だという説がある「姫路」。蚕子とは蚕の繭から紡いだ絹糸のことで、『播磨国風土記』によると遠い昔に神々の船が難破し、船に積まれていた蚕子が落ちた場所が「日女道丘(ひめじおか)」と呼ばれるようになりました。鎌倉期には「姫道」、戦国期には「姫路」と書かれるようになるなど、歴史の中で刻まれてきた「ひめじ」という名前に心ひかれる人も多いでしょう。
広島駅
広島城築城の鍬入れ(くわいれ)の際、毛利輝元が命名したとされる「広島」。その由来には複数の説があり、築城した土地が太田川河口域の三角州(広い島)にあったためとか、毛利家の祖先の大江広元から「広」の字をとり、築城に貢献した福島元長の「島」の字と組み合わせたという説もあります。ちなみに毛利家にとって「広」という字は、大江広元への敬意から特別なものだったといわれています。
「山陽新幹線」でカッコいいと思う駅名は?
ここまで3つの駅名をピックアップして紹介しました。投票した駅名の好きなポイントや印象的なところ、エピソードなどがありましたら、ぜひコメント欄にお寄せください。みなさんのご投票お待ちしています!
参考
- 山陽新幹線(wikipedia)
- 【歴史シリーズ】九州の玄関口「博多」の由来や歴史。住みやすさ、魅力をまとめて紹介。(マンスリー48)
- 白亜の巨城がそびえる町(Blue Signal)
- 姫路の由来は「蚕子(ひめこ)が流れ着いた丘」(姫路城周辺情報サイト)
- 姫路市/ひめじし(語源由来辞典)
- 【広島県:神話と戦国と地形】毛利輝元と神功皇后、築城した地形が広い島だった!《47都道府県「地名の謎」》(BEST TIMES)
- 広島の地名の由来(川のちえぶくろ)
- 広島県(Wikipedia)