【古畑任三郎】第1シリーズの神回ランキングTOP12! 1位は桃井かおりさんの「さよなら、DJ」
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1994年に放送された「古畑任三郎」第1シリーズは、序盤で犯人と事件の経緯を明かした後、田村正和さん演じる刑事・古畑任三郎が犯人を追い詰めていく様を描くミステリードラマ。コメディ要素や豪華なゲストの出演も相まって、その後シリーズ化され人気作品となりました。
ねとらぼ調査隊では、2021年2月2日から2月15日まで、「『古畑任三郎』第1シリーズの神回はなに?」というアンケートを実施していました。
今回の投票には、1834票が集まりました。ご協力くださったみなさん、ありがとうございました! それでは、結果を見ていきましょう。
第10位:矛盾だらけの死体
第10位は、「矛盾だらけの死体」。小堺一機さん演じる参議院議員秘書の佐古水の殺人を暴いていくストーリーですが、コメディ要素が強いのが特徴です。
第9位:殺人公開放送
第9位は、石黒賢さんが犯人役を演じた「殺人公開放送」。インチキ超能力者が、タネを仕掛けているところを目撃した相手を殴り殺してしまい、生放送の番組中に超能力で死体を発見したようにみせかける、という物語です。
コメント欄では、「リポーターが『あれはなんだ!!』と叫ぶところからのスタジオの騒然とした雰囲気は、何度みても死体が映った生放送を自分も一緒にみてしまったかのようなドキドキ感を覚える素晴らしい演出」という声があがっていました。
第8位:ピアノ・レッスン
第8位となったのは、「ピアノ・レッスン」。
第6回のエピソードで、犯人のピアニスト・井口を木の実ナナさんが演じています。劇中で演奏されるピアノ曲はもちろん、木の実さんの強烈な存在感が印象的です。
第7位:殺しのファックス
第7位は、「殺しのファックス」。初期の作品であることもあり、古畑の謎解きの過程がより丁寧に描かれています。犯人の推理小説家・幡随院を演じた笑福亭鶴瓶さんがお笑い芸人であることを活かした、コミカルなリアクションが記憶に残っている、という人もいるのではないでしょうか。
第6位:最後のあいさつ
第6位には、最終回の「最後のあいさつ」がランクイン。
犯人の小暮を演じたのは、任侠映画「仁義なき戦い」などでおなじみの菅原文太さんでした。映像の至るところに伏線が張られており、何度も見返した人も多いはず。コメントでも、「古畑の中で一番好きなのが『最後のあいさつ』。小暮警視がカッコ良かった」という声があがっていました。
第5位:殺人特急
第5位は「殺人特急」。鹿賀丈史さん演じる大学病院の外科部長・中川は、三谷幸喜さんが脚本を務めた「振り返れば奴がいる」の登場人物でもあり、ファンには嬉しい趣向となっています。また、特急列車という密室の中で、古畑が中川を追い詰めていく展開が秀逸。
第4位:動く死体
第4位は、堺正章さんが犯人役を演じた「動く死体」でした。
部下の今泉とこの物語で初めて出会うなど、作品内の時系列では最初の事件として描かれており、「古畑」シリーズの原点ともいえる作品です。古畑を演じる田村さんは、この脚本を読んで出演を決めた、という逸話も。
コメント欄では、「動く死体は50回以上観た」「古畑任三郎に目をつけられたくない。心からそう思った作品」という声がよせられていました。
第3位:汚れた王将
第3位は、191票を獲得した「汚れた王将」でした。
犯人役には、当時はまだ「坂東八十助」名義で活動していた坂東三津五郎さんを迎えています。棋士が犯人となっているからか、まるで将棋のように小さな証拠をもとにじりじりと追い詰めていく展開には、思わず見入ってしまいますよね。
第2位:死者からの伝言
第2位には、「死者からの伝言」がランクイン。得票数は339票でした。
犯人である少女コミック作家・小石川ちなみを演じたのは、「飾りじゃないのよ涙は」「DESIRE -情熱-」などで知られる歌手の中森明菜さん。恋愛経験が少なく、消極的な女性を好演していました。古畑とは事件後も交友があり、自身の結婚式に招待するなど、良好な関係を築いているようです。
コメント欄では、「明菜さんの、何とも言えぬ秘めた雰囲気が、話のドキドキ感を盛り上げていた」「中森明菜さんの不安げな表情に、観ているこちらもハラハラし通しでした」と、中森さんの演技を絶賛する声が多数あがっていました。
第1位:さよなら、DJ
そして第1位に輝いたのは、「さよなら、DJ」で、得票数は462票でした。
桃井かおりさん演じるラジオDJ・中浦が生放送中に行った殺人を、古畑が論理的に崩していく展開にハラハラした人も多いのではないでしょうか。美しくも狂気じみた犯行シーンや、三谷作品でたびたび登場する「赤い洗面器の男」が初めて語られるなど、見所が盛りだくさんです。
コメント欄でも、「とにかく構図が美しい回。視聴者は地面に仰向けにされた被害者目線からの視覚。馬乗りになる犯人が、可憐な夜桜をバックに『痛い?』と語りかけることで、激しい憎しみと狂気を色濃く放ちました。最高に怖くて最高に綺麗な名シーン」と美しいと感じたシーンをあげる人や、「とにかく桃井かおりさんを走らせるというのが凄い」という桃井さんのイメージを逆手に取った場面にふれるコメントがありました。
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