マイナビと日本経済新聞社は、2022年12月1日から2023年3月26日まで、2024年3月卒業見込みの大学3年生、大学院1年生（調査開始時点）を対象に、企業に関する調査を実施。その結果を「2024年卒版就職企業人気ランキング」として発表しました。この記事では、調査結果の中から「文系男子学生」の人気企業ランキングを紹介します。

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調査概要

（出典元：マイナビ｜文系男子学生の人気企業ランキングTOP100）

第2位：東京海上日動火災保険

　第2位は「東京海上日動火災保険」でした。2004年に「東京海上」と「日動火災」が合併し発足した企業で、国内の損害保険サービス拠点は255カ所（2022年4月1日時点）と、業界トップクラスを誇っています。そんな東京海上日動火災保険の強みは、海外事業の圧倒的な強さ。グループ事業別利益構成比（2022年予想）では54％を海外保険事業が占めています。

　社員の主体性を重視する同社では、人事制度に「JOBリクエスト制度」を採用。社員自らがキャリアビジョン実現のためチャレンジしてみたい職務に応募できる制度で、専門性が必要な職務、特殊性がある職務への応募のほか、社員の発案に基づく新規事業立ち上げへのチャレンジも可能です。柔軟な働き方がしやすい環境を整えていることも、人気の理由の一つかもしれません。

第1位：ニトリ

　第1位は「ニトリ」でした！　「お、ねだん以上。」のキャッチコピーでおなじみの家具やインテリア用品などを扱うニトリは、製造小売業の事業モデルに、物流機能とITをプラスした「製造物流IT小売業」というビジネスモデルを掲げています。商品企画から店舗やオンラインでの販売まで一貫して自社でプロデュースしているのが特徴です。

　そんなニトリでは、一人ひとりが幅広い経験と多様な知識を得ることを目的に、さまざまな仕事を経験していく「配転教育」制度を取り入れています。数ある部署を横断しながら、自分の可能性や選択肢を広げていくことができる教育制度です。このような、複数の部署で経験を積めることも、支持されている理由の一つかもしれませんね。

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